海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗!!
2017.02.06
 ラオスの縫製に関する記事として、政府系英字新聞のヴィエンチャンタイムズの「ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗」という記事をインターネット上で見つけたので紹介します。
 ※ラオスのJ&C社のホームページでは、ラオスの気になるニュースをまとめて紹介してくれています。

 この記事によれば、ラオスは、縫製工場の労働力が不足していることで、ラオスの縫製業への投資の呼び込みに失敗しているとのことです。

 ラオスは、本州と同じ広さの国に、600万人強の人々が住んでいるという国なので、海外の大きな縫製工場求める500人、1000人、3000人といった職員を集めるのは本当に大変だと思います。CBC Laoは、100人程度の海外の縫製工場としては、小規模な工場なので、主に近隣の既婚の女性に働きにきてもらうことでなんとかなっています。しかし、これ以上の規模になると、縫製工場に職員用の寮を作る必要が出てきて、地方出身者を積極的に働きに来てもらう必要があることが多いようです。近隣に住んでいる人だけでなく、地方出身者をも含めて職員を探すのは大変なことのようです。

 また、多くの人は、ブルーカラーの仕事を敬遠し、ホワイトカラーの仕事を探しています。大学卒業者の中には、仕事を見つけられない人がたくさんいる一方で、縫製工場などの工場や建築現場などは常に人手不足です。日本のように「職人」みたいな意識があれば良いのですが、なかなか社会的な環境からしても難しいのが現状です。それでも、CBC Laoは、縫製が好きだという主に既婚の女性の方が、5年、10年年と長く働いてくれています(小ロット、多品種で、しかも綺麗に丁寧に縫うことを常に求められるのが逆に良いの化かもしれません)!! 

 何はともあれ、CBC Laoは、ラオスの発展に、縫製業を通して貢献していきます。手作業がほとんどの縫製業にとって、職員の質はもっとも大切なことです。一人ひとりの職員が、技術の向上を目指しつつ、気持ちよく働くことができ、なおかつできるだけ長く働く環境を作っていきます!!

 次からが、「ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗」の記事になります。
(参考URL:http://jclao.com/lao-garment-industry-fails-attract-new-investors/)

<日本語訳>
「ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗」

縫製セクションの政府の担当者によると、縫製工場で働く職員を探すのに四苦八苦しているように、ラオスにおける縫製工場の建築はほんの僅かにしか続いていません。

ラオス縫製協会の副会長のラスポーン・サイバンデット博士によると、縫製工場の建築は、前年同様に、今年もゆっくりしたペースになると予想されるとのことです。

ラスポーン博士は、去年は、たった2つの縫製工場だけが縫製協会に登録をしたとも言っています。

博士は続けて説明します。ラオスの縫製業は、毎年、3万5千から4万人以上の職員を必要としています。しかし、縫製工場には、主に首都ヴィエンチャン特別市とサワンナケートにあるのですが、2万8千人から3万人しかいません。

他方で、新しい縫製工場は、ヨーロッパ連合(EU)への増加している輸出を活用するための計画を立ててもいます。しかし、投資家は、依然、労働力の不足を念頭にいれなければなりません。

働いてもすぐに辞めてしまう職員がいるこもよく知られていて、これも縫製業が直面している問題です。

ラスポーン博士は、このことが近年新しい工場への投資を呼び込むこもうとするときに困難に直面する理由だと考えています。

しかし、政府の担当者は、縫製協会が、それぞれの県で、地元の人々が工場で働くことのメリットを伝えるために、関係する地方政府の機関と協働していることを指摘していました。

2015年の縫製協会の報告書によれば、おもにビエンチャン特別市とその周辺で98の縫製工場があり、そのうち12の工場はラオス資本です。

日本は、28%を占める縫製業における大きな投資国でした。日本に続くのはタイで、22%です。

2016年から2020年までの政府の第8期社会経済計画によると、ラオスにおける労働力は、経済発展を支えるために、今度5年間で610,00人に増加します。

労働力は2015年の380万人から、2020年には441万に増えることが予想されています。

最近、商工業省は、2016年の衣類の輸出額が1億5100万ドルから、1億2700万ドルに減少したと報告しています。

今年、ラオスの縫製業は、42.5%減少し、1億1500万に減少を続けると見積もられています。

※最後の2行は、いつの数字と比べての減少か、原文になくわかりませんでした。

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以下が英語の原文になります。

Lao Garment Industry Fails To Attract New Investors

The construction of garment factories in Laos has continued only gradually this year as the industry is still struggling to source workers to supply its factories, according to an official related to the sector.

Vice President of the Association of the Lao Garment Industry, Dr Xaybandith Rasphone explained that the construction of garment factories is expected to proceed slowly again this year as it did the previous year.

Last year, only two new clothing factories registered with the association, Dr Xaybandith said.

The Lao garment industry needs more than 35,000 -40,000 workers each year, he explained, but currently there are only 28,000-30,000 labourers working in the nation’s garment factories, which are mainly located in Vientiane and Savannakhet province.

Meanwhile, new garment factories are also on the drawing board to exploit growing exports to European Union (EU) nations but investors are still concerned about the short supply of local tailors.

Some labourers are known to drop out of work after only a short period of employment, which is also challenging for the industry.

That is why the garment industry has been facing challenges to attract new factories’ investment in recent years, Dr Xaybandith observed.

However, officials pointed out that the association is working with the relevant authorities in each province to promote the benefits of working in factories to local people.

According to an Association of the Lao Garment Industry report in 2015, the country had 98 garment factories operating, mainly in and around Vientiane with 12 of these solely owned by Lao business people.

The Japanese were also large investors in garments at 28 percent of factories, followed by Thai investors at 22 percent.

According to the 8th socio-economic development plan of the government from 2016-2020, the labour force in Laos is expected to increase to 610,000 people in the next five years to support the growth of the economy.

Meanwhile the labour force is expected to rise from 3.8 million people in 2015 to 4.41 million people in 2020.

The Ministry of Industry and Commerce reported recently that the export value of Lao clothes in 2016 had decreased from US$ 151 million to US$127 million.

This year, it is estimated that the value of Laos’ clothing industry will continue to decline slightly at 42.5 percent for an expected total export value of US$115 million.
ベトナム正月でブリーチ加工ができません。
2017.01.23
 ラオスのベトナム人は、本当に、本当に働き者です。ベトナム人の多くが、パン屋と美容室を営んでますが、休みは一切無しです。しかも営業時間は、パン屋やであれば朝の6時前から夜の8時まで、美容室であれば朝の7時から夜の9時10時まで働いています。ラオス人は皆声を揃えて「ベトナム人は仕事ばかりだ!!」なんて言っています。

 CBC Laoでいつもお願いしている洗い屋さんも、ベトナム人が経営者で、ベトナム人の洗い加工の職人がいます。彼らもとても働き者です。普段は、仕事があれば土曜でも日曜でも、仕事を受けてくれます。しかし、今週はベトナム正月ということで、洗い加工の職人のベトナム人は、ベトナムの家族の元へ里帰りです。(ちなみにハノイ出身ということです。)

※このベトナム人経営の洗い屋さんについてのブログ記事
 http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00034.html

 バイオウォッシュやシリコンウォッシュであれば、ラオス人の職人さんでも大丈夫なのですが、ブリーチやオーバーダイなどの洗い加工は、いろいろ計算したりする必要があるらしく、ベトナム人職人さんがいないとできません。ちょっとした薬品の量の違いや、洗う時間の違いで、色の出方が違ってくるので、ブリーチ加工には細心の注意が必要なのです。ということで、今週は、ブリーチ加工の必要なものを洗い屋さんに出すことができないので、先週の土曜日に一生懸命縫製して洗い屋さんにブリーチ加工をお願いしてきました。

 ところで、縫製工場も仕事の多いときと少ないときがあります。でも、縫製工場以上に、洗い屋さんは、仕事の多いときと少ない時の差が大きく大変そうです。

 忙しい時は、朝の7時から夜の12時まで休むことなく仕事をしているそうです。もちろん日曜の休みもなく。そんなときは、2トントラックに、いっぱいの衣類を積んで縫製工場に来ます。(そんなときでも、CBC Laoでお願いしているのは、その中のほんの一部です。)

 仕事の少ない時は、平日でも「仕事ないんだよ〜」という感じです。そんなときに、洗い屋さんに伺うと、何台もの業務用洗濯機や乾燥機がならんでいるのに、動いている機械は1台もないというときもあります。

 CBC Laoも、コンスタントに洗い屋さんにお願いをできるれば良いのですが、布団カバーやベッドカバーなどの寝具関係は洗い加工をしないことが多いので、なかなかそういう風にいかないです。といっても、お願いしている量は、洗い屋さんにとってはほんの少しの量ですが。

 そんな彼にも、ゆっくり故郷に戻り、家族と楽しい時間を過ごし、精気を養ってもらいたいと思います。たくさんの縫製が終わり、洗い加工待ちの衣類が、彼を首を長くして待っているはずです!!

 ちなみに今年のベトナム正月の元旦は1月28日ということです。また、ベトナム語であけましておめでとうは次のように言うようです。

 あけましておめでとう:Chuc mung nam moi(チュックムンナンモイ)

 ベトナム人の彼が、ベトナムから戻ってきたら、私も彼に「チュックムンナンモイ!!」と言ってみようと思います。

 是非、皆さんも近くにベトナム人の知り合いがいましたら、「チュックムンナンモイ!!」と言ってください。
ビザなしでタイ入国は2回に制限?? (追加) 
2017.01.09
 先週のブログで「ビザなしでタイ入国は2回に制限」という書きました。その中で、ラオスで働いているあるいは住んでいる外国人は、タイへのマルチエントリー・ビザを取得できると書きました。このことについて、ラオスの会社であるJ&C Expat Serviceのホームページに記事が載っていたので紹介します。
※前回のブログURL:http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00041.html
※J&C Expatの参考URL:http://jclao.com/thai-visa-restrictions-apply-multiple-entry-6-months-tourist-visa/

私も5,000バーツ払って申請すれば、6ヶ月間有効のマルチエントリー・ビザを取得できそうですが、数ヶ月に1度しか、陸路でタイに入らない私にとっては高すぎます!! 旅行会社の方などは取得するような気がしますが、他の縫製工場などの製造業で働いている方などは、取得するのしょうか。

海外の縫製工場で働いていると、このような国際情勢(?)にも関わらずを得ません。ラオス・ヴィエンチャンからタイ・ノンカイへ行っても、今までは、あまり海外に行くというか、ラオス国外にでるという感覚はなかったのですが、こういうことがあると国境を強く意識させられます。

■次からはJ&C Expatの記事の日本語訳です。
(タイへのマルチエントリー・ビザの申請方法について)
 今週、J&C Serviceは、タイの6ヶ月のマルチエントリー・ビザのさらなる情報を求めて、ヴィエンチャンのタイ領事館に行ってきました。次がそこで得られた情報になります。

 ヴィエンチャンのタイ領事は、ラオスで働くあるいは住んでいる外国人が、タイのマルチエントリー・ビザ(METV)を申請する資格のあるということを認めます。

☆必要書類
1.有効期限が6ヶ月以上の残っている申請者のパスポートのコピー
2.申請者の3.5cm×4.5cmの写真を2枚。写真の背景は、白でなければならない。
3.大使館のビザ申請書の提出。申請者は次のURLからダウンロード可能。
 ※URL:http://vientiane.thaiembassy.org/upload/pdf/Visa%20Application%20Form_new_V_13_8_2558.pdf
4.申請者のビザ、IDカード、ワークパーミット(労働許可証)のコピー
5.雇用主による申請書の在職証明書
6.200,000バーツあるいは、その金額に相応の金額が銀行にあることの証明書

※補足
・はっきりとビザ申請書類で、6ヶ月有効のマルチエントリー・ビザが欲しいとマークすること。そうしなければ、シングルエントリー・ビザしかとれないかもしれません。
・タイの領事館職員は、タイの滞在先を求めてきます。ラオスに住んでいるのであれば、「セントラル・ショッピング・プラザ ウドンタニ」と書いても良いかもしれません。J&C Expatsの職員はそれで大丈夫でした。

☆ビザの申請方法
1.ビザ申請者本人が、タイ領事館に行かなければなりません。
2.領事館の開館日の8時間から11時半の間に、番号札が配られます。番号札を取ったら、申請に必要な書類を領事部門の箱の中に入れてください。
3.ビザのあるパスポートは次の日の13:30〜15:30の間に受け取ることができます。番号札順に呼ばれます。
4.ビザの申請料はビザの受取前に支払わなければなりません。
5.ビザの申請料はタイ・バーツで払わなければなりません。(6ヶ月有効のマルチエントリー・ビザの場合5,000バーツ)
6.指定の時間にパスポートが集められなければ、ビザはキャンセルになります。

※補足
・耐えてください!! 番号札を受け取るまで数時間待つかもしれません。
・待合スペースは屋外でとても暑いです。充分な水と、携帯で時間を潰すのであればしっかり充電をしっかりしてください。
・次の日のパスポートを集められる日、申請者が番号札順に呼ばれることに注意してください。1番の札の人は1時半に呼ばれます。J&C Expatの職員の場合、番号札の番号が540番だったため、呼ばれたのは16時過ぎでした。

■次からはJ&C Expatの記事の原文です。
How To Apply For 6-Month Multiple Entry Thai Visa

This week J&C Services went to the Thai Consulate in Vientiane to find out more about the 6-Month Multiple Entry Tourist Visa with the following result:

The Thai Consulate in Vientiane confirms that foreigners who work or reside permanently in the Lao PDR are eligble for applying for the Multiple Entries Tourist Visa (METV) to Thailand.


1. Applicant’s passport with at least 6 months validity Copy of applicants passport
2. Two 3.5 x 4.5 cm photographs of the applicant. The photographs’ background must be in white color.
3. Fill in the embassy’s visa application form. Visa application form can be downloaded here.
 *web URL:http://vientiane.thaiembassy.org/upload/pdf/Visa%20Application%20Form_new_V_13_8_2558.pdf
4. Copy of applicant’s Lao business visa, stay and work permit.
5. Confirmation of employment letter issued by the applicant’s employer in Laos.
6. Statement of the applicant’s bank account with at least Baht 200’000 or equivalent in major currencies.

Tips:

- Clearly mark on the visa application form that you want a 6-Month Multiple Entry Tourist Visa, otherwise you may end up getting a single-entry tourist visa.
- The Thai Consulate insists on the applicant providing a contact address in Thailand, for Expats living in Laos you may write “Central Plaza Shopping, Udon Thani”, which was accepted in our case. 🙂


1. Visa applicant are required to present themselves at the Thai Consular Section (map / location).
2. A queue number is distributed from 8.30 am –11.30 am of every working day. Once the queue number is received, place the completed visa application form with additional document in to a basket provided at the Consular Section.
3. Passport with visa is distributed only in the afternoon on the next working day from 01.30 p.m. – 03.30 p.m. The applicants are called by queue number order.
4. Visa fee must be paid prior to receiving your passport.
5. Visa fee can be paid only in Thai Baht (Baht 5’000 for the METV)
6. If the passport is not collected on appointed time, the visa will be cancelled.

Tips:

- Be patient … you may wait several hours to receive the queue number
- The waiting area is outdoor and it can get very hot .. make sure you have enough water with you (and a full battery if you like to play with your phone)
- On the next day when collecting the passport, be aware that the applicants are called in the order of the queue number, so no. 1 will start at 1.30pm etc. In our case, we had queue number 540, so we were called sometime after 4pm 🙂
ビザなしでタイ入国は2回に制限??
2017.01.03
新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、多くの方にいろいろとお世話になりました。誠にありがとうございます。
今年も、全職員一人ひとりが、よい丁寧で綺麗な縫製を心がけ、より良い商品を日本を輸出できるにしようと心新たにしてく所存でございます。
今年も、変わらずご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

CBC Laoは今日3日から通常通り操業しております。

さて、ラオス在住の日本人にとって、少し大きなニュースが去年末にありました。ラオス在住の日本人は、メコン川を渡り陸路でタイに入り用事を済ましたり、週末に買い物に行ったりするのですが、タイへのビザ無しでの入国が年2回に制限されるというニュースがありました。

下のように、ラオス・ヴィエンチャンのタイ大使館からアナウンスがありました。
(参考URL:http://vientiane.thaiembassy.org/en/news/announce/detail.php?ID=407)



要約すると、

1.すべての外国人は2016年12月1日より2017年2月28日まで、シングルエントリーの観光ビザ(60日以内)を申請料無料で申請することができる。

2.ラオスで仕事をしているあるいは住んでいる外国人は、マルチエントリーの観光ビザを申請することができる。このビザは、6ヶ月有効で申請料は5,000バーツで、一回の入国あたり60日以内タイに滞在することができる。

3.30日以内の滞在ならビザ無しで入国できる国の国民に対して、陸からの入国(すべてのイミグレーションでの総計)の許可は2回与えるだろう。詳しいことは、イミグレーションの職員まで。

私は、タイにそれほど多く行くわけではありませんが、本当にビザ無しだと2回しかタイに陸路で入国できないとなると少し大変です。
ヴィエンチャンに住んでいると、国境に渡ってノンカイに行くのは、外国に行くというよりは、隣町にいくような感覚なのです。

上のような通知がヴィエンチャンのタイ大使館から出されつつも、ラオスで働いている外国人はビザ無しでの年2回の入国制限を受けないという話もあり、多少情報が錯綜してもいます。

とりあえず、タイ大使館に行き、シングルエントリーの観光ビザを取ってこようかなと考えています。
友好橋を自転車で渡ってみよう!!
2016.12.26
 まったく縫製工場や縫製のこととは関係ありませんが、先日、ラオス・ヴィエンチャンとタイ・ノンカイの間にかかるタイ・ラオス友好橋を自転車で渡ってきたので、その渡り方(?)を紹介します。

 タイ・ラオス友好橋を自転車に渡れるかは、人によって、「できない」「自転車の登録書類があればできる」「できる」など言うことが違っていてどうなのかと思っていましたが、いざ渡ってみるとあっさりと簡単に何の問題もなく渡ることができました。ただ、タイ・ノンカイ側からラオス・ヴィエンチャン側に渡る時に、自転車で橋を渡るのは禁止の看板があったので、少し前までは渡ることができなかったのだと思います。

■ラオス・ヴィエンチャン(ターナレン)からタイ・ノンカイへ
1.ターナレンのイミグレーションには、国境バス利用者用のレーンと自動車用のレーンがあります。そのうち自動車用のレーンの適当なところに自転車おきます。
※国境バスとは、徒歩でイミグレーションを通った後、橋を渡るときに使うバスのことです。
2.国境バス利用者用の窓口に行き、出国の手続きをします。
3.ボーダーパスを購入する。土日などは10,000kip、平日は無料です。
4.ボーダーパスを、電車や地下鉄の改札口のような機械に「ピッ」とさせますが、その改札機のようなものは通ってはいけません。この説明は分かりにくいかもしれませんが、イミグレーションの職員の人も自転車通ることが分かっているので、上手に案内してくれます。
5.自転車のところに行って、自転車に乗り、橋をわたります。
 ※1から5の手続きは、そこにいた警察官の方の指示にしたがっておこなっています。
6.タイ側につくと、イミグレーションの建物の外に自転車をおき、国境バス利用者用のイミグレーションで入国の手続きをします。入国手続き後、税関職員の横の入口から入国せずに、建物の外に戻り、自転車で自動車のレーンからタイに入国します。日本人であれば、ビザ無しで入国することができます。

(ラオスの国境)


■タイ・ノンカイからラオス・ヴィエンチャン(ターナレン)へ
1.イミグレーションの建物の外に、自転車を置き、国境バス利用者と同じように出国の手続きをします。
2.税関職員の横の入口から入国せずに、建物の外に戻り、自転車で自動車レーンを通り、橋を渡りラオス側に行きます。少し前まで、自転車やバイクで橋を渡れなかったのか、自転車やバイクで橋を渡ってはいけないという道路標識がありますが、気にせずに安心して渡ってください。
3.ラオス側に着くと、適当なところに自転車をおき、出国のときとは違い、自動車で国境を渡る人の窓口で入国の手続をします。日本人であれば、ビザ無しで入国することができます。
4.出国手続き後、ラオスへ自動車用のレーンを通って、入国します。

(タイの国境)


 ここからは私見ですが、ラオス側で出国するときは国境バス利用者ようの窓口、入国するときは自動車で渡る人用の窓口でというように出国時と入国時で違うのかというと、ボーダーパス購入の有無のような気がします。

 是非、機会があれば、自転車でタイとラオスの国境を越えてみてください!! 自転車に乗って、メコン川にかかる橋を渡るのは格別です。特に、行きのときにノンカイの街を左手に眺めながら渡るのはとても気持ちが良いですよ。

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