海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





ラオスの最低賃金があがります。
2018.04.30
 先週23日に首相府から、最低賃金の上がることが発表され、最低賃金が900,000kipから1,100,000kipに5月1日から上がることになりました。

 

 ラオスの最低賃金は、周りの国の最低賃金の上昇や物価の上昇などを鑑みて何年かに一度上がっています。ここ最近では、2012年に380,000kipから626,000kipへ、2015年に900,000kipに、そして、今年2018年に1,100,000kipに上がっています。

 この最低賃金の上昇は、国民には概ね喜ばれているようで、最低賃金があがる5月1日はちょうど「労働者の日」なので、「労働者の日のプレゼント」なんてタイトルをつけているニュース媒体もありました。

 それはさておき、真偽のほどは確かではありませんが、一番最初にこの最低賃金が発表されたのは「Support Prime Minister Thongloun Sisoulith」(「トンルンラオス国首相をサポートする
」)というFB(フェイスブック)のページだという話がありました。確かに、いろいろなメディアいされている最低賃金上昇を伝える書類の写真は、「Support Prime Minister Thongloun Sisoulith」の写真と一緒なので、そうなのかなあと思ってしまいます。また、書類の決裁の日付が4月23日になっていて、この「Support Prime Minister Thongloun Sisoulith」のページにアップされたにも4月23日だったりします。
※このブログの写真も、「Support Prime Minister Thongloun Sisoulith」からもらってきました。

 確かにラオス人はFBが好きなので、多くの国民に伝えるには、この「Support Prime Minister Thongloun Sisoulith」というページを利用するのがもっとも効率的な気がしたりします。現在のトンルン首相は、ラオス国民から人気もあり、多くの人がこのページをフォローしています。

 このページについては、ラオス研究者の山田紀彦さんが「ラオス人のFacebook使用方法と特徴」という記事で詳しく書いているので、興味がある方は是非ご覧になってください。

(参考URL)
https://ir.ide.go.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=49318&item_no=1&attribute_id=58&file_no=1&page_id=26&block_id=95

 もっとも1つ気になるのが、せっかく最低賃金が上がったのに、物価も一緒に上がって、最低賃金の上昇が帳消しになってしまうことです。まだ、最低賃金の上昇の発表から1週間経っていませんが、すでにバスの料金と、ガソリン代の値上げが通達されています。


 

 
2018.04.30 09:28 | 固定リンク | ラオスの法律
ラオス正月のパーティーを皆で楽しみました。
2018.04.23
 4月14日から16日のラオス正月前に、ラオス正月のパーティを皆で楽しみました。このラオス正月前のパーティは、ラオスの官公庁、民間企業、学校を問わず、ほぼすべての職場などで行われるパーティで、もちろんCBC Laoでも開催されました。西暦の1月1日の正月よりも、ラオスでも一番暑い時期に訪れるこのラオス正月こそが、ラオス人がお祝いする正月になっています。

 CBC Laoでは、このラオス正月のパーティーの日の午前中には、皆で食べる料理を作ったり、大掃除をしたりして過ごしました。

 普段はなかなか掃除の行き届かない、高い場所などもしっかり掃除しました。

 

 また、網戸も外して、水洗いします。

 

 並行してお昼ごはんづくりもします。ラオスに特別なお正月料理というのもないということ、また、皆の楽しみはご飯というより、水掛けとダンスということもあり、ご飯はチャーハンに、鶏肉を焼いたもの、魚のみんちを揚げたもの、パパイヤサラダなどとシンプルです。

 

 



 上のような感じで、大掃除をして、ご飯を準備して、お昼ころからラオス正月のパーティのスタートです。毎年、西暦の年末にくじ引きを行っていますが、去年末は仕事が多くくじ引きをする時間がなかったため、今年はくじ引きを最初にしてラオス正月のパーティが始まりました。

 こんな感じで順番にくじを引いていきます。

 

 景品は、砂糖や醤油などの日用品やちょっとした電化製品です。
 

 

 このくじ引きが終わってから、本格的にラオス正月のパーティです。みんなでご飯を食べて、ビールを飲んで、踊って盛り上がりました。

 

 仲の良いメンバーでおそろいのTシャツで揃えているグループもあります。



 このラオス正月のパーティで忘れては行けないのが水掛けとダンスです。

 水掛けはこんな感じです。伝統的には、水をかけて前年の悪いものを流すという目的があります。しかし、やはりパーティーとなるとその伝統的な雰囲気を超えて、水をお互いに掛け合って楽しむという部分が大きくなります。それもまた良しですね☆

 

 

 こんな感じで水掛けをしながら、みんなで踊ったりもします。歌の得意な職員がマイクをもって、歌ったりもしています。







 それぞれの国で、地域でさまざまなお正月の過ごし方があります。ラオスの正月は、こんな感じで、一番暑い時期に、皆で水を掛け合って、前年の悪いものを流し新し年の幸福を祈りながら、楽しみます。(この時期のラオスは、35度以上の気温、日によっては40度近くになることもあるので、水を掛け合っても寒いということはまったくなく、むしろとても気持ちよかったりします。)

 今年もCBC Laoをよろしくお願いいたします!!
 
4月14日から16日までラオス正月です。
2018.04.09
 ラオスでは、今週末4月14日から16日まで、ピー・マイ・ラオと呼ばれるラオス正月の期間となります。

 街なかでは、サバイディー・ピーマイ・ラオと書かれたTシャツがたくさん売られるようになります。下の写真は、市場で売っている新年用のTシャツです。





 このようなTシャツを着て、ラオス人は、それぞれの職場や親戚の家などで開かれるパーティに参加します。この新年のパーティは、どの職場でも、官公庁や民間企業を問わず必ずおこなれます。早いところでは、1週間くらい前に正月のパーティをするところもあるので、ラオス正月の1週間くらい前から、いろいろなところで、パーティの音楽が聞こえるようになってきます。そして、このパーティのときに、仲の良いメンバー、あるいは同じ課のメンバーなどで、上のよう写真のような柄のTシャツを色を揃えて着て、参加します。間違いなく、この新年をパーティが1年でもっとも盛り上がるパーティとなります。

※CBC Laoでも今週、行わえる予定なので、その様子を後日お伝えします!!

 ラオス語で「新年あけましておめでとうございます」は、サバイディ・ピーマイといいます。サバイディ:こんにちは、ピー:年 マイ:新しいという感じです。是非、ラオス人の友人がいる方は、サバイディー・ピーマイなんて言ってあげるととても喜んでくれると思います。 

 ところで、日本にも、大晦日、元旦という正月期間の間に日に呼び方があるように、ラオス語でも、正月の3日間には呼び方があります。

・大晦日の前日:サンカーン・ルアン
 雨が降る日という意味らしいです。 

・大晦日:サンカーン・ナオ
 寝るのは駄目という日らしいです。何をしていても良いのらしいですが、家で何もせずに寝てすごすのは駄目で、どこかにピクニックにいったらり、友人とパーティーなどを開いて過ごす日らしいです。

・元旦:サンカーン・クン
 新年の1日目という意味らしいです。

 最後になりましたが、CBC Laoもラオス正月休みで、14日から17日までお休みをいただきます。皆、この期間に心身ともにリフレッシュして、また新たな気持ちで全力で仕事で取り組んでいきます!!
海外縫製工場は何でも自分たちで作ります。テーブル編。
2018.04.02
 裁断場が少し時間があったので、ミシンの横に置いて、次に縫製するものや、縫製し終わったものを置いて置くためのテーブルを8台作りました。ラオス人は、小さい頃から、魚を捕るための網から、農業に使うための竹細工などを作っているので、とても手先が器用です。余談ですが、先日、会社を訪問していただいたお客さんから、カットのテクニックなど、裁断場の技術レベルが高いとお褒めの言葉をいただきました。

 さて、どんな風に作るのかというと、、、

 まずは、買ってきて木にどこで切るのかマーキングしていきます。



 次に、その長さに、電動ノコギリで切っていきます。縫製工場ですが、いろいろ工具が揃っています。



 のみで木と木が組み合わさる部分を、削っていきます。



 こんな感じになります。



 それらが正しく合うか確認してから、ネジ穴を開け、組み立てていきます。組み上がると次のようなに一応テーブルの形になります。



 さらに、このテーブルに白いすべすべした面のあるベニヤ板をはっていきます。



 最後にグラインダーで、角の部分を丸めて完成です。





 こんな感じで、海外の縫製工場では、どこかの家具屋やホームセンターなどに行って買ってくるのではなく、こんな感じで、自分たちで作れるものは何でも作ってしまいます。自分たちで作れば、今までつかっていたテーブルなどと、同じ高さにすることができるなど、使い勝手もよく、いろいろメリットも多いです!!
2018.04.02 10:00 | 固定リンク | 縫製工場の日常

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