海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





ラオスではスコールがあります。
2018.05.14
 ラオスは、亜熱帯地方にあります。そのため、スコールがあります。中学校や高校などの社会の授業などで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

 4月のラオス正月前は、いつもの年は違って、気温はあまり上がらず(といっても30度はあります)、「今年は涼しいな」と思っていましたが、5月に入ってから例年通り暑い日が続いています。天気予報の最高気温は35度異常あります。

 こんな暑くて暑くてたまらないときに、急に気温が下がって、空が一気にくらくなって、さらにこれに強風がでてきて、突然、びっくりするくらい強い雨が降り出します。そして、通常30分くらい降ると一気に空が晴れ渡ります。そんなとき、これが中学高校で習った「スコール」」か、なんて思ったりします。

 このスコールのときには、気温が下がるので、日本人的にはこの気温の低下はとても気持ちよかったりします。また、スコールの後に、また気温が上がるのはつらいところですが、真っ暗になっていた空が、再び青く晴れ割ったたのを見ると心もリフレッシュします。

 ところで、最近はほとんどなくなりましたが、数年前まではこのスコールが降ったときの恒例のラオス人の行動がありました。

 それはというと、携帯電話の電源を切ることです。

 スコールのときには、強い雨とともに雷がなることも多いです。ラオス人の多くは、携帯電話の電源が入っていると、そこに雷が落ちると信じていました。それは室内にいても一緒です。スコールのとき、雷が鳴り出すと「携帯電話の電源を切って!!」と誰彼となく少し前までは言っていました。

 日本人の中には、雷がなったからと言って携帯電話を切るのは馬鹿げていると考えて(しも室内で)、携帯電話の電源を切らずいて、本気でラオス人に怒鳴られた人もいたようです。

 今は、雷が鳴ったからといって、みんなが一斉に携帯電話の電源を切るという風景は見られなくなりました。

 こんな小さなことでも、ここ最近のラオス社会の変化を感じたりしています。
4月14日から16日までラオス正月です。
2018.04.09
 ラオスでは、今週末4月14日から16日まで、ピー・マイ・ラオと呼ばれるラオス正月の期間となります。

 街なかでは、サバイディー・ピーマイ・ラオと書かれたTシャツがたくさん売られるようになります。下の写真は、市場で売っている新年用のTシャツです。





 このようなTシャツを着て、ラオス人は、それぞれの職場や親戚の家などで開かれるパーティに参加します。この新年のパーティは、どの職場でも、官公庁や民間企業を問わず必ずおこなれます。早いところでは、1週間くらい前に正月のパーティをするところもあるので、ラオス正月の1週間くらい前から、いろいろなところで、パーティの音楽が聞こえるようになってきます。そして、このパーティのときに、仲の良いメンバー、あるいは同じ課のメンバーなどで、上のよう写真のような柄のTシャツを色を揃えて着て、参加します。間違いなく、この新年をパーティが1年でもっとも盛り上がるパーティとなります。

※CBC Laoでも今週、行わえる予定なので、その様子を後日お伝えします!!

 ラオス語で「新年あけましておめでとうございます」は、サバイディ・ピーマイといいます。サバイディ:こんにちは、ピー:年 マイ:新しいという感じです。是非、ラオス人の友人がいる方は、サバイディー・ピーマイなんて言ってあげるととても喜んでくれると思います。 

 ところで、日本にも、大晦日、元旦という正月期間の間に日に呼び方があるように、ラオス語でも、正月の3日間には呼び方があります。

・大晦日の前日:サンカーン・ルアン
 雨が降る日という意味らしいです。 

・大晦日:サンカーン・ナオ
 寝るのは駄目という日らしいです。何をしていても良いのらしいですが、家で何もせずに寝てすごすのは駄目で、どこかにピクニックにいったらり、友人とパーティーなどを開いて過ごす日らしいです。

・元旦:サンカーン・クン
 新年の1日目という意味らしいです。

 最後になりましたが、CBC Laoもラオス正月休みで、14日から17日までお休みをいただきます。皆、この期間に心身ともにリフレッシュして、また新たな気持ちで全力で仕事で取り組んでいきます!!
3月8日は女性の日で縫製工場はおやすみでした。
2018.03.12
 3月8日は女性の日で縫製工場はお休みでした。この女性の日は、企業などでは、女性は必ず休まなければならないことになっています。また、男性は、本来、働くことになっていて、休日ではないのですが、「職場で女性がいないのあれば仕事が回らない」「男性も一緒に休んで男性が家事をすべてしないと女性は休めない」などの理由などで、ほとんどの企業などで男女ともにお休みになっています。

 この女性の日には、飲食店などで女性が優遇されるキャンペーンが行われたり、女性から電話がかかって来たときに「女性の日おめでとう」と男性が言ったり、女性同士のいわゆる飲み会などのパーティが開かれたり、家族がいれば男性が女性をどこかに連れ行ったりする日となっています。また、ラジオのニュースなどでも、この女性の日の前後には、女性の日の歴史が紹介されたり、男女平等の実現される社会が語られたりします。そういう意味で、この助成の日は、国全体として、女性に感謝しようという気持ちが表れる日です。

 ちなみにこの女性の日のお休みでは、日本では馴染みには少ないですが、世界では特に共産主義の国々では大切なお休みになっているそうです。この女性の去年のブログでも紹介しましたが、下の文章が女性の日の経緯について、よくまとめられているので、紹介します。
去年の女性の日のブログ:http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00070.html

"The week's strike is taking International Woman's Day Back to Its Radical
http://www.slate.com/articles/double_x/doublex/2017/03/this_week_s_strike_is_taking_international_women_s_day_back_to_its_radical.html


「最初の公式としての女性の日は、1909年に、ニューヨークで一日開催のいくつかの大きなイベントを開催したアメリカの社会主義者の人々によって宣言されました。主催者は、2月28日の日曜日を選んだため、働く女性も参加することができました。そして、うまくいきました。そのイベントは、優先順位や戦略をめぐって過去に何度か衝突していた婦人参政権論者や社会主義者を含む、何千人もの人々を惹きつけました。「女性の義務が、家庭や母性に集中するというのは真実です。」ブルックリンの群衆の中で作家で改革者であるシャーロット・パーキン・ギルマンは言いました。そして、次のように続けたのです。「しかし、家庭は、すべての国を意味します。市や州の3つや4つの部屋には制限されません。

 2,3年の間に、労働や女性の権利に関係する大義のための「女性の日」のコンセプトは、ヨーロッパへと伝わっていきました。統計の中には、100万人以上の人々が、1911年3月19日の集会に出席したとするものがあります。1917年には、ロシアのフェミニストのアレキサンドラ・コロンタイが、皇帝ニコライ2世の退位とロシア革命を引き起こす大きなデモを導きました。敬意を表して、レーニンは1922年に、女性の日を公式の祝日にしました。中国とスペインの共産主義者も、公式に、女性の日を祝うことを始めました。1960年代半ばまで、国際女性の日は、共産主義者の祝日として残っていました。1975年には、国連が、公式に、国際女性の日を3月8日として認めました。」

 女性が大半を占める縫製工場であるCBC Laoはこの3月8日お休みになりました。多くの女性職員の多くが、「この日は男性がすべて家事をしなければならない」「男性は女性をどこかに連れていかなければならない」と言っていました。(もっとも、家庭にもよりますが、男女共働きが多いラオスでは男性も当然のように家事を担っています。)

 ただ、実際は、子供の面倒などを見て、そんなにくつろぐことはできないようですが、それぞれの家庭で、家族との時間を楽しんだ職員が多いようでした。

 ところで、CBC Laoは3月8日はお休みになったと書きましたが、洗い屋さんは、仕事をしたそうです。荒い屋さんは、縫製工場と違って、男性職員が大半を占めるので、男性職員だけで工場を回していくことができるようです。法律上でも、3月8日は男性はお休みになっていないので、これが本来の姿かもしれないです。

 
先週は中国、ベトナム正月でした。
2018.02.19
 旧暦をカレンダーを使っている中国やベトナムでは先週の2月15日が大晦日、2月16日が元旦でした。ラオス人にとって、ベトナムや中国の旧暦の正月は関係なく、通常通り過ごします。この点で、ラオス人にとって、この旧暦の正月は関係のないものです。

 しかし、たくさんのベトナム人や中国人が、大きいものから小さなものまで、いろいろな商売をしにラオスに来ています。そのため、旧暦の正月が近づくと、大きな道沿いでは、彼らをターゲットに、赤い正月を祝う服がたくさん売られるようになり、中国とベトナムの正月がもうそろそろだなというのを感じることができるようになります。

 また、彼らは、この時期には、中国やベトナムに帰ります。日常生活に結びつくところでは、、市場で衣類などを売っている人、美容室を開いている人が帰るので、この時期はラオス人の生活は多少不便になります。彼らが国に戻る旧暦の正月の1週間から2週間前から、市場では場所によっては3分の1くらいのお店が閉まってしまうようなところあります。また、美容室の大半が閉まってします(ラオス人よりも、ベトナム人の美容師の方が多いです)。ラオス人の女性の多くは、散髪は自宅ではなく美容室でするので、この時期、美容室探しに少し苦労します。

 もちろん、仕事面でも例外ではなく、CBC Laoも去年は洗い屋さんのベトナム人が帰ってしまい、縫製スケジュールを立てるのが大変でした。今年は、洗い屋さんの問題はありませんが、中国に注文した釦が、通常なら2週間から3週間で完成するものが、釦工場がこの時期2週間ほど休業することから、納期に1ヶ月以上かかるようで、QCのスケジュールがとてもタイトになりそうです。

 事前に分かっているのであるから、事前に対策しておけば良いのですが、急なオーダーが入ったりすることもあるので旧暦の正月の中国人とベトナム人のお休みに影響されることもあります。

 最後になりましたが、中国人の皆さん、ベトナム人の皆さん、今年もよろしくお願いいたします!!
2018年のラオスの祝日・祭日を紹介します!!
2018.01.22
 2018年のラオスの祝日・祭日を紹介します。

 具体的なラオスの祝日・祭日を紹介する前に、少しラオスの祝日・祭日の特徴を紹介します。

(ラオスの祝日・祭日の特徴)
1.国が定める祝日・祭日は1年に7日(女性は8日)しかありません。日本に比べるとずっと少ないですね。この日は、官庁や大使館、すべての民間企業(小売業などを除く)が休みなります。
・1月1日 国際的な正月
・3月8日 女性の日(女性のみ)
・4月14日〜18日 ラオス正月
・5月1日 労働者の日(メーデー)
・12月3日 建国記念日

※上の国が定める祝日・祭日は、European Camber of Commerce and Industry in Lao PDRを参考にしました。下がその書類です。



2.国が定めていないが、慣習的に休みになっている祝日・休日があります。と言っても、オークパンサーの日は、ほぼ全ての企業が休みになるので、感覚的には決められた祝日・祭日という感じです。その一方で、あくまでも慣習的な休みので、休みになる企業とならない企業がある日もあります。例えば、6月1日の子どもの日(ラオスの子どもは日は6月1日です)は、比較的多くの企業が休みになるようですが、CBC Laoは休みになりません。逆に、ビエンチャンのタートルアン祭りの日は、休みにならない企業の方が多いようですが、CBC Laoはお休みです。特に、仏教に関する日は、休みにするかどうかはその企業の考え方によるようです。
 また、一応、官公庁は開くことになっていますが、仏教の大切な日には、当然公務員の人も行くので、行っても担当者がいないかもしれません(その日に行く人もほとんどいないと思いますが)。

3.一部の人が休みになる祝日・祭日があります。国が定める休日でいえば、女性の日は、女性だけが休むことになっています。また、教師の日は、教師だけが休みになります。
 
 ということで、次に紹介する2017年ラオスの祝日はあくまでもCBC Laoの祝日になります。他の会社では休みなのにCBC Laoは操業している日があったり、逆に他の会社は操業しているにCBC Laoは休みということもあると思います。

<2017年ラオスの祝日>
・1月1日、2日 国際的な正月(ラオス正月は4月です。)

・3月8日 国際女性の日

・4月14日から18日 ラオス正月
 ⇒政府からラオス正月の祝日について通達がよくあるので、変更の可能性ありです。

・5月1日 労働者の日

・7月27日の午前中2時間 安居入りの日(「ワン・カオ・パンサー」といいます。)
 ⇒お坊さんが厳しい修行にはいる期間(安居)の最初の日は、仏教徒にとって大事な日です。多くの職員が仏教徒であるので、お寺にお参りにいってから、出勤できるように午前中2時間休みにしています。

・7月20日 女性同盟の日
 ⇒ラオスは共産主義の国で、いくつかの共産党の下部組織があり、その中に女性同盟の日があります。その女性同盟の創設日もお休みになります。

・9月9日の午前中2時間 ラオスのお盆(ワン・ホー・カオ・パダップ・ディン)
 ⇒この日は死者が、天国からも、地獄からももどってくる日で、仏教徒にとって大事な日です。職員が、お寺にお参りにいってから、出勤できるよう午前中2時間が休みです。また、各家庭では、死者のためにご飯を用意したりします。

・9月24日の午前中2時間 ラオスのお盆(ワン・ホー・カオ・サラーク)
 ⇒この日は、死者の中でも、無くなった親戚が家に戻ってくる日で、仏教徒のとって大事な日です。上の「ワン・ホー・カオ・パダップ・ディン」が亡くなった一般が戻ってくる日なのに対して、この日は、亡くなった祖父母などの親戚が戻ってくるになります。

・10月24日 安居出の日(ワン・オークパンサー)
 ⇒お坊さんの厳しい修行期間(安居)が終わる日で、この日も仏教徒にとってはとても重要な日です。多くの職員が仏教徒でお寺にお参りにいきたいことから、また、次の日が首都ビエンチャンのボートレースということで、仕事はお休みになります。

・10月25日 ボートレース祭り
 ⇒ボートレース祭りでは、村や職場などがボートチームを作って、メコン川でボートのレースをします。タート・ルアン祭りと並んで、ビエンチャンでもっとも大きなお祭りの一つです。

・11月22日 タート・ルアン祭り
 ⇒タート・ルアンは、ラオスを代表するお寺で、ラオスのシンボルです。多くの仏教徒が、タート・ルアンにお参りにいきます。

・12月2日 建国記念日
※今年は12月2日が日曜日のため、12月3日が振替休日になります。

・12月31日 大晦日

※CBC Laoはお休みにはなりませんが、企業等の中には6月1日のこどもの日は休日になるところがあります。

- CafeNote -