海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





ラオスの法事に行ってきました。
2018.07.16
 先日、縫製工場の職員から法事の招待状をもらったので、行ってきました。その法事は、職員のおじいさんが亡くなってから100日目の法事でした。日本の仏教だと、49日、1周忌、3回忌などと決まっていることが多いです。ラオスでも法事を行う区切りというのはあるようですが、必ずしなければならないというときはなく、お金に余裕があり、なおかつタイミンがよいときなどに行うことが多いそうです。 

 さて、ラオスの法事はというと、細かいところではいろいろあるようですが、大まかに言えば1日目に近所の人、親戚、友人、同僚などを招いて、ちょっとしたパーティ(?)を行います。そして、2日目の朝に、お坊さんを家に招いて托鉢(寄進)を行います。

 今回は、1日目のパーティ(?)に参加したので、その様子を紹介ます。

 その法事の行われている家に行くと、ろうそくなどが飾られたベッドがあり、その横にホスト役の方が座っています。このベッドとその周りのものは、次の日にお坊さんに寄進するものです。最初にすることは、そのホスト役の方に、招待状の入った封筒にお金を入れ、渡すことです。多くの人は、お金と一緒に、お米や線香、花なども一緒に渡します。入れる金額は、ラオス人は人それぞれといいますが、ビエンチャンでは100,000kip(日本円で1,400円くらい)を入れることが多いように感じます。

 余談ですが、この招待状をもらうとたとえ行かなくても、招待状をくれた人に、お金をいれて渡します。その金額は、ビエンチャンではm50,000kip(700円くらい)が標準的なようです。ただし、首都ビエンチャンを離れると、その金額は、大体半額になるようなので、こういう部分でもビエンチャン価格は高いです。

 訪れた人がホスト役の人に、お金、線香、花などを渡す様子は、次のような感じです。

 

 

その後、ホスト役の方々料理を用意してくださっているので、ご飯をいただきます。

 ご飯は、フーという麺料理。フーには、牛肉を使うことが多いですが、今回は豚肉でした。個人的には豚肉を使ったほう好きなので、ラッキーでした。ちなみに弊社の職員も豚肉を使ったフーの方が好きとのことでした。





  フーの他にも伝統的なラオス料理が用意されています。ラープと呼ばれる肉を小さく刻んだ料理、豚肉をあげたものなどが用意されていました。





 それにバナナもこんな感じで吊るしてありました。この写真にはないですが、そのほか、ペプシなどのジュース類、豆乳などの飲み物も用意されています。ビール好きで知られるラオスですが、法事のときにはビールは提供されません。



 食事の様子はこのような様子です。それぞれ知り合いの人とご飯を一緒に食べて、歓談を楽しみます。



 なんと、この法事には、ケンというラオスの伝統楽器の演奏もありました。ケンと呼ばれる楽器(一番左の人が吹いている楽器に合わせて、男性と女性が順番に歌っていきます。歌の内容は、故人を弔う歌から、伝統期な音楽、ちょっとお客さんをからかうようなものまでいろいろあるようです。なんと、次の日の朝の3時まで、この演奏は続いたそうです。

   このケンを使った曲は、ラムと呼ばれ、いちばん有名なのはラム・シーパンドンという曲です。YouTubeのアドレスを貼るので興味のある方は聞いてみてください。

ラム・シーパンドン:https://www.youtube.com/watch?v=_8FsvDCrMpA





 このような感じで、海外の縫製工場で働いているといろいろなラオスの行事に参加する機会もときどきあります。また、なにかラオス文化を紹介することがあれば紹介していきます!!
 
ラオスではカンマとピリオドが逆です。
2018.06.25
 先週、財務省に提出した書類を訂正する必要がありました。その理由はというと、なんとカンマとピリオドの使い方について、財務大臣からお達しがあったからです。

 今までは、1000ずつの位にカンマ、少数の前にピリオドを打つ方法で、いろいろな文書を作っていました。例えば、12,500.45USDみたいな感じです(日本と同じ書き方です)。

 それが、ピリオドとカンマを逆にしなければならなくなりました。すなわり、1000ずつの位にピリオド、少数の前にカンマという書き方に変更になりました。12,500.45USDと今まで書いていたのを、12.500,45USDという風に変更になります。

 元々、ラオスはこの形が、正式な方法で、10年以上前には、1000ずつのくらいにピリオド、少数の前にカンマという形で書いていなければ注意をされたこともあったそうですが、そのうちなんとなくパソコン(エクエル)の普及などもあり、なんとなく1000ずつの位にカンマ、少数の前にピリオドに変わっていったそうです。

※エクセルの標準は、1000ずつの位にカンマ、少数の前にピリオドです。

 そんなことをあるのかと思って、調べてみると、、、

1.1000ずつの位にカンマ、少数の前にピリオドを打つ国
 日本、アメリカ、イギリス、タイなど

2.1000ずつの位にピリオド、少数の前にカンマを打つ国
 ラオス、ドイツ、イタリア、ポルトガルなど

3.それ以外の国
 フランス、インド、ロシアなど

と、カンマとピリオドの打ち方は国によって違うということがわかりました。ラオスが特別なわけでなく、それぞれの国でけっこう使い方がまちまちなことが分かりました。

 たくさんの国で1000ずつの位にピリオド、少数の前にカンマエクセルという数字の表記をしているということで、エクセルも設定を変えることで1000ずつの位にピリオド、少数の前にカンマを打つように表記するように変更することができるようです。googleで、調べると設定の変更の方法がたくさん紹介されています。きっと、海外との取引で、ピリオドとカンマの使い方を、最初の設定から変えたい人もたくさんいるのですね。

 ただ、エクセルで設定が変更できるといっても、財務省に出すを文書を作るときには1000ずつの位にピリオド、少数の前にカンマに設定して、貿易関係の書類を作るときには1000ずつの位にカンマ、少数の前にピリオドに設定を毎回変更するのは、ちょっとややこしいです。それぞれの国内文書ではそれぞれの国のやり方がありますが、貿易関係の文書は1000ずつの位にカンマ、少数の前にピリオドを打つ国が普通のような気がします。

 
ラオスの縫製工場一覧です。③
2018.06.11
 以前、といっても1年位たっていますが、ラオスの縫製業組合に入っている縫製工場の一覧を紹介しました。

 (参考)
ラオスの縫製工場一覧です。①
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00085.html
ラオスの縫製工場一覧です。②
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00086.html

 たまたま、ラオスの縫製業組合のホームページを見ていたところ、上記の紹介した組合に入っている縫製工場の他に、組合に入っていない縫製工場や小規模縫製工場も紹介されていました。今回は、組合に入っていない縫製工場を紹介します。小規模縫製工場まで入れると、ラオスには100以上の縫製工場があるようです。

 ベトナムやカンボジア、バングラデシュ、ミャンマーなどに押され気味なラオスの縫製業ですが、ラオスの縫製業も盛り上げていきたいです。

 それぞれの縫製工場で得意な分野があると思います。ラオスで、縫製をお考えのことは是非、コンタクトをとってみてください!!

(参考)
ラオス縫製業組合のホームページ(英語)
http://www.algi.org.la/intro/history-en.htm

ラオス縫製業組合に入っている縫製工場一覧のページ
http://www.algi.org.la/membercontent/memberalgi-la.html
※英語版のホームページからのリンクから外れていて、ラオス語版からしかリンクが貼られていません。

ラオス縫製業組合に入っていない縫製工場一覧のページ
http://www.algi.org.la/membercontent/none%20membealgi-la.html
※英語版のホームページからのリンクから外れていて、ラオス語版からしかリンクが貼られていません。

ラオスの小規模(下請け)縫製工場一覧のページ
http://www.algi.org.la/membercontent/smallfactory-la.html
※英語版のホームページからのリンクから外れていて、ラオス語版からしかリンクが貼られていません。
※データが2013年とかなり古いです。

次からは、ラオスの縫製業組合に入っていない縫製工場の一覧になります。データは上記のリンク先から、もらってきました。

※AからDは次の項目になります。
A.電話番号
 ⇒856がラオスの国番号です。
B.従業員数
C. 月間生産数
D. 主に縫製しているもの


1. General Wear
A. (856 21) 314729
B. 120人
C. 10,000枚
D. ジャケット、パンツ

2. Mascot International ( Lao ) Co.,LTD
A. (856 21) 455073
B. 100人
C. ?枚
D. シャツ

3. M.T Garment ( Lao ) Co.,LTD
A. (856 20) 56515780
B. 100人
C. 20,000枚
D. ジーンズ

4. Subli Sport Clothing Lao Co.,LTD
A. (856 21) 562521
B. 50人
C. 6,000枚
D. スポーツウエア

5. Tominaga Garment
A. (856 21) 540455
B. 215人
C. 25,000枚
D. シャツ、ユニフォーム

6. Lao Yamaken Apparel Sole Co.,LTD
A. (856 21) 461782
B. 100人
C. 20,000枚
D. プルオーバー、カーディガン

7. V.N.L Garment, B. Samkhet
A. (856 21) 612357
B. 100人
C. 20,000枚
D. スーツ、ジャケット

8. No 2 Garment Factory Co.,LTD
A. (856 21) 752286
B. 50人
C. 10,000枚
D. ジャケット、ポロシャツ

9. Hakers Enterprise ( Lao ) Co.,LTD
A. (856 21) 9279942
B. 269人
C. 52,000枚
D. ?

10. S.V. K Garment
※サワンナケート県の工場です。
A. (856 41) 260214
B. 76人
C. 12,000枚
D. シャツ

11. Fulic Lao Garment
※サワンナケート県の工場です。
A. (856 41) 251678
B. 135人
C. 50枚?
D. 女性用下着

12. Ando Garment
A. (856 31) 215034
B. 56人
C. 6,000枚
D. 浴衣

6月1日は「国際子供の日」でした。
2018.06.04
 ラオスでは、先週、6月1日は、「国際子供の日」と「植樹の日」でした。日本では、5月5日が「子供の日」ですが、ラオスなど共産圏の国々では、6月1日を子供の日にしている国が多いようです。ベトナムや中国も、6月1日が子供の日のようです。ちなみに、この6月1日の「国際子供の日」は、1925年にジュネーブで開催された子どもの福祉世界会議で制定されたようです。

 この6月1日の「国際子供の日」は、ラオスで休みになるかどうか、各企業によって判断が分かれる日です。ラオスでは、建国記念日や労働者の日のように祝日と国家に定められているものの他に、仏教の日やボート祭りの日など、それぞれの企業に休むかの判断が任されている慣習的に休みに日があります。首都ビエンチャンでは、タート・ルアン祭りのある日には、慣習的に休みの日といっても、ほぼすべての企業が休みになります。しかし、この「国際子供の日」は、休み企業と、通常通り仕事の企業とまちまちなようです。ちなみに、CBC Laoは、いつもと同じように働いていました。官公庁は、子供のいる職員は休んで良いという話もあるようですが、一応開いています。

(参考)2018年のラオスの祝日・祭日を紹介します。
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00144.html

 ところで、この日が、休みになるかならないかかなり微妙なのかを今年は、DHLを通して改めて感じました。

 去年から、DHLで荷物をおくるときは、インターネットを通じて、集荷の依頼をするようになっています。6月1日に、送る荷物がある予定だったため、いつもどおりインターネットを通じて集荷の依頼をしようとしても、休日扱いでDHLで休みなことになっているのか集荷の依頼ができませんでした。

 DHLは「国際こどもの日」で休みなんだろうなと思いつつも、直接DHLに電話をしてみると、営業しているとのでした。

 インターネット上は、6月1日はお休みになっているが、実際は営業しているとのことでした。きっと、パソコン上で祝祭日を設定するときには休みにしたけど、実際は仕事をすることになっていたとうパターンでしょうか。

 こんな感じで、各企業の判断で、休みになったり、休みにならなかったりする祝祭日がけっこうあるのがラオスの特徴だったりします。

 
ビエンチャンでは麺料理の上限は200円になるようです。
2018.05.28
 ラオスでは、新聞やテレビなどのマスメディアがあまり発展しません。では、どのようにラオスの人々がニュースなどを知っているのかというと、ネットメディアの役割が大きくかったりします。ネットメディアの中には、ホームページを持っているところもありますが、ほとんどのニュースはフェイスブックを通していろいろな人に伝えられています。

 なので、今、ホットな話題は何かは、フェイスブックの中で、「シェア」されているニュースで分かったります。興味深いニュースがあると、多くの人がそのニュースを「シェア」するので、そのニュースを見る機会が多くなります。

 先週、もっともラオスの人々の話題になったのは、カオピヤック、フーと言った麺料理、チャーハンなどの一皿料理のビエンチャンでの上限は1,5000kip(日本円で200円くらい)になるというニュースでした。いろいろなネットメディアがこのニュースを紹介し、多くの人がこのニュースをファイスブックの中でシェアしていたので、このニュースを見かける機会が何度もありました。

※また、Support Prime Minister Thongloun Sisoulithという「ラオスのトンルン首相を応援しよう」というファイスブックのページでも紹介されていました。

 今月からラオスの最低賃金があがります。いつも最低賃金があがるときには、その賃金上昇率を超える物価の上昇がよく見られるので、それを防ぐためという目的があるのでしょうか。ラオスは社会主義国で、豚肉の値段の上限などが定められていましたが、このような一品料理の値段の上限が定められたのははじめてのような気がします。

 最後に、Support Prime Minister Thongloun Sisoulithのページに、上限200円の料理の例として、ラオスの代表的な麺料理が紹介されていたのでこでも紹介します。(写真は、このページからもらいました。)

・フー(ベトナムから麺料理)
 

・カオピヤック(米のもちもちの麺で、ラオスを代表する麺料理)


・カオソーイ(ラオス北部で有名な麺料理)


 ついでに、下が、商工省から発表された文書です。



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