海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





海外縫製工場のおやつ
2018.06.18
 仕事が終わってから、何人かの職員がバナナを使ったお菓子を作っていたので紹介します!!

 ラオスは亜熱帯の国なので、バナナ、パイナップル、パパイヤ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど南国のフルーツが豊富にあります。どれをとっても、とっても甘くて美味しいです。日本のスーパーでもよく見られるバナナとパイナップルですが、日本でスーパーで売られているものとは甘さがまったく違います。(りんごやいちごは、日本の方が美味しいので、やはり地産地消でが一番ですね☆)

 そんなとっても甘いバナナを使ったお菓子の作り方を紹介します。といっても、とってもシンプルなお菓子です。

 下の写真が今回のメインのバナナです。1房で5,000キープ、だいたい70円くらいです。ラオスでは、適当に植えておくだけで、バナナは収穫することができるらしく、それもあってとても安いです。

 

 このバナナをまずは、縦に3つくらいに切ります。



そして、天ぷら粉、ココナッツ、はちみつでを混ぜたものでころもを作ります。ココナッツを使うところが、まさに南国という感じです。

 

最後にあげて完成です。





下が完成したバナナのお菓子です。



 いたってシンプルな作り方のお菓子ですが、ラオスの街なかや市場でときどき見かける、定番のお菓子です。また、シンプルなだけに、バナナをどれくらいの薄さに切るのか、コロモをどれくらいの厚さにするのかによって、また、蜂蜜など何で甘さを加えるのかので、美味しかったり、あまりそうでなかったりします。もちろん、縫製工場でつくった上の写真のバナナをあげたお菓子はとっても美味しかったです☆
2018.06.18 10:00 | 固定リンク | 縫製工場の日常
停電で移動オフィスを設置(?)
2018.05.07
 なんと出荷予定日の前日に停電になりました。しかも朝から夕方までの1日いっぱい。朝一番に、工場に行くと電気が来ておらず、また少し待っても電気が来る気配がないので電気局に電話すると、なんと朝から夕方の5時まで停電するとのことでした。しかも、この停電は、もともと計画されていたのものらしいものだったのですが、停電の通知書を配るのを忘れていたとのことでした。

 パッキング自体は終わっていたのですが、ダンボールに貼るシッピングマークなどはまだ印刷しておらず(ダンボールにどこの出荷するのか、中に何が入っているのかなどをしっかり書くことが必要です)、またバンドリングも終わっておらず、役所への輸出のための書類もできていませんでした。

 日本であれば想定外のことでバタバタするかもしれませんが、ここはラオスです。これくらいの想定外は予定の範囲内です。

 冷静にパソコン、コピー機、などをピックアップトラックに積んで、タイ人職員の家に持っていって、臨時オフィスを作ります。そこで、1つずつ書類を作っていって、必要な書類をプリントアウト、コピーをしていきます。何度か過去にもこういうこともあるので、皆、通有情業務のようにこなしていきます。

 しかも、次の日に来る予定だった荷物を取りに来る予定だったトラックが、なんと1日早くタイから来てしまったということで、出荷日も1日早くなるというハプニングも。そのため、工場の小型トラックで、バンドリングの機会とダンボールも、タイ人職員も家の裏に運び込み、ダンボールにシッピングマークなどを貼り、バンドリングして、タイへ輸出するトラックに載せたのでした。

 こんな感じで、突然の停電、なぜか予定よりも1日早くトラックなど、予定外のことに見舞われた1日でしたが、予定外のことを予定して冷静に状況に応じて対応するのが海外の縫製工場では必要だったりします。
2018.05.07 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常
海外縫製工場は何でも自分たちで作ります。テーブル編。
2018.04.02
 裁断場が少し時間があったので、ミシンの横に置いて、次に縫製するものや、縫製し終わったものを置いて置くためのテーブルを8台作りました。ラオス人は、小さい頃から、魚を捕るための網から、農業に使うための竹細工などを作っているので、とても手先が器用です。余談ですが、先日、会社を訪問していただいたお客さんから、カットのテクニックなど、裁断場の技術レベルが高いとお褒めの言葉をいただきました。

 さて、どんな風に作るのかというと、、、

 まずは、買ってきて木にどこで切るのかマーキングしていきます。



 次に、その長さに、電動ノコギリで切っていきます。縫製工場ですが、いろいろ工具が揃っています。



 のみで木と木が組み合わさる部分を、削っていきます。



 こんな感じになります。



 それらが正しく合うか確認してから、ネジ穴を開け、組み立てていきます。組み上がると次のようなに一応テーブルの形になります。



 さらに、このテーブルに白いすべすべした面のあるベニヤ板をはっていきます。



 最後にグラインダーで、角の部分を丸めて完成です。





 こんな感じで、海外の縫製工場では、どこかの家具屋やホームセンターなどに行って買ってくるのではなく、こんな感じで、自分たちで作れるものは何でも作ってしまいます。自分たちで作れば、今までつかっていたテーブルなどと、同じ高さにすることができるなど、使い勝手もよく、いろいろメリットも多いです!!
2018.04.02 10:00 | 固定リンク | 縫製工場の日常
ダオ・イントラの木の実
2018.03.19
 職員が、ダオ・イントラという木の実を持ってきたので、試食してみました。ダオイントラのダオとは、ラオス語で星のことを意味するようにこの木の実は星の形をしています。

 こんな感じです。

 

 この木の実を袋いっぱいにもってきていました。

 

 この木の実をどのように食べるのかというと、まずはじめに木の実の一番外側の皮を剥がします。とても硬いので、手で剥がすことはできません。金槌をつかって、中の木の実を出していきます。

 

 金槌で、外側の皮を剥がすと、中身のこんな感じになってます。

 

 しかし、生のままでは食べられないので、この状態で炒っていきます。
 
 炒って加熱した後に、この茶色の皮の部分を軽くかんで、内側のしろい部分を出し、その部分を食べます。

 

 味はというと、そんなに味はしません。味の系統は違いますが、ひまわりの種を食べるような感覚です。最初に、金槌で外側の皮を剥がして、炒めて、さらに少しかんで白い部分を出してと手間がかかっている割には、正直そんなに美味しいものではありません。

 しかし、健康にはとても良いらしく、この木の実を食べると気持ちが落ち着いたり、コレストロールが下がったりといろいろな良い効果があるらしいです。1日7粒くらい食べると良いらしいです。また、価格もこちらの感覚でけっこう高く、30粒で300円弱ぐらいするようです。

 また、木の実そのものは、それほど美味しいものではありませんでしたが、この木の葉のお茶はさっぱりして美味しかったです。
 
 ラオスにある食べ物はいろいろなものを食べていますが、まだまだ初めて食べる食べ物があります。こんな風に、日本にない食べ物を、食べることもできるのが海外の縫製工場で働く密かな楽しみであったりします。
2018.03.19 10:00 | 固定リンク | 縫製工場の日常
海外縫製工場前行商人たちは大繁盛中です。④
2018.03.05
 海外の縫製工場前に集まる行商人たちを紹介する記事の第4弾です。海外の縫製工場では、いろいろな方が職員目当てに商品を売りに来ています。

(参考)海外縫製工場の行商人は大繁盛中です。
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00049.html

(参考)海外縫製工場の行商人は大繁盛中です。②
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00090.html

(参考)海外縫製工場の行商人は大繁盛中です。③
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00091.html

 珍しいところで、カオラムという、竹の中にもち米とココナッツ、それに何かも豆をいれるというお菓子を売りに来てくれた方がいました。


 


 このカオラムは、ラオスの伝統的なお菓子であったり、ご飯だったりします。お菓子として食べる時は、少し甘いのでそのまま竹の皮を向いて食べます。ご飯として食べる時は、ピンカイと呼ばれるラオス風焼き鳥の丸焼きと一緒に食べるのがラオス流らしいです。

 次は、茹でとうもろこし屋さんです。





 とうもろこしは日本と同じ黄色いとうもろこしもありますが、日本ではでんぷんをとるのしか使わないというもちもちとした食感の少し黒っぽいとうもろこしもあります。こう書くと、黄色いとうもろこしの方が、美味しいように思えますが、多くのラオス人は黒っぽいとうもろこしの方が好きなようです。この茹でとうもろこし屋さんも、もちもちとした食感の少し黒いとうもろこしを売っていました。




 お菓子屋さんです。もち米を使った伝統的なお菓子を売りに来てくれていました。





 

 最後にお肉屋さんです。かなり生々しい感じで売りにきていました。



豚肉です。一応各部分に分かれています。



肉の油だということです。ただ、どのように使うのかはわかりません。



 こんな感じでいろいろな方が、ときどきいろいろなものを売りにきます。毎日売りに来る人もいれば、ときどきしか売りにこない人もいます。小さな縫製工場とはいえ、100人近い人が働いているのは、行商人の方々には魅力的なようです。
2018.03.05 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常

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