海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





タイ工場のホームページを作りました。
2017.09.18
 タイ工場(CBC Thailand)のホームページを作りました。しかし、タイ工場とラオス工場のホームページの雰囲気はまったく違います。ラオス工場(CBC Lao)のホームページは、海外の縫製工場について、より多くの人に知ってもらいたいと考えたため、工場内の様子を伝える内容で構成しました。縫製工場の中はどんな雰囲気なのか、海外の縫製工場ではどのような職員がいるのかなどが分かるようになっています。それに対して、タイ工場は、縫製している衣類を前面に打ち出した形で作りました。こんな加工をした縫製もできますよだとか、こんな手間のかかる縫製もできますよという部分を表に出しています。そのため、タイ工場のホームページでは、縫製した自慢の衣類の写真を、ふんだんに使っています。是非、ご覧いただければと思います。

CBC Thailand:http://cbclao.readymade.jp/thai/thaiindex.html

 このタイ工場のホームページの作成にあたり、他の人が作ったプログラムをいろいろ使わせていただきました。とても便利なので多くの人にしってもらいということと、作成者の方々に感謝の意味も含めてここで紹介させていただきます。

1. トップページのスライドショーでは、slick.jsというjQueryプラグインを使いました。jQueryとは、ホームページ上でいろいろな動きをさせるプログラムの1つで、slick.jsを使うと、かなりこだわりのスライドショーをホームページで使うことができます。

トップページ: http://cbclao.readymade.jp/thai/thaiindex.html
slick.js: http://kenwheeler.github.io/slick/

2. 縫製したサンプル等を紹介するページでは、インスタグラム( Instagram )のAPIとInstafeedというjQueryのプラグインを使って、タイ工場でアップデートしているインスタグラムの写真が自動的にホームページに載るようにしました。

縫製したサンプル等を紹介するページ:http://cbclao.readymade.jp/thai/photos.html
instafeedのページ:http://instafeedjs.com

3.お問合わせのページでは、Kent Webさんのお問い合わせフォームを使わせていただきました。このブログのプログラムもKent WebさんのCafe Noteを使わせていただいているので、Kent-Webさんにはとてもお世話になっています。ついでに、このホームページにも同じお問い合わせフォームを新たに設置しました。もしよろしければ、このページの上の「お問い合わせ」をクリックしてみてください。

お問い合わせのページ:http://cbclao.readymade.jp/thai/postmail-utf/
Kent Webさんのページ:http://www.kent-web.com

4.タイのホームページだけでなく、ラオスのホームページを含めた全体で、またまたkent Webさんのサービスを使って、Favicon(ファビコン)作成しました。Faviconというのは、ブラウザーの一番上のURLが書いてある部分の左側にたまにあるイラストのことです。

※下がCBCのファビコンです。


 自分でプログラムを書くことがでできなくても、このようにいろいろ人が使ったプログラムを使ってホームページに様々な機能を組みことができて、とてもありがたいです。とても自分の力だけで、スライドショーを作って、インスタグラムを読み込んで、お問い合わせフォームを作ることはとてもできません。

 もっとも、今回のホームページの作成で、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応するというレスポンシブウェブデザインを取り組もうとしましたが、挫折してしまいました。もう少し勉強して、今後、レスポンシブウェブに対応するように修正いきます!!
2017.09.18 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常
英語版の縫製工場のホームページを作りました。
2017.09.14
 英語版の縫製工場のホームページを作成しました。今のところ、お客様はすべて日本の企業様で、縫製した商品は100%日本へ輸出していますが、視野を世界に広げてみようと考えてみました。是非、下のアドレスから入っていただきご覧いただければと思います。 

英語版ホームページ:http://cbclao.readymade.jp/english/englishindex.html

 このホームページは、現在作成中のタイ工場のホームページを英訳するかたちで作成しました(タイ工場のホームページは近日公開予定です)。

 英語版のホームページを作る意味をメリットを考えてまとめてみました。

1.日本以外の企業様からの問い合わせ、そしてオーダーがくる可能性がでてきます。
 日本の縫製基準は、欧米の縫製基準よりも厳しいので、CBC Laoの商品も欧米に出荷することができます。もっとも、英語は世界でもっとも使われている言語なので、googleを使って、日本語で「ラオス 縫製工場」と検索したときにCBC Laoのホームページが一番上に来るように、英語で「Laos Garment Factory」と検索しても一番上に表示させるのは難しそうですが、何とか上位に来るようにいろいろ考えてみたいと思います。

2. 会社案内として、出会った人に紹介できます。
 海外に住んでいると、日本人以外の人に会うこともよくあります。ラオス人以外にも、中国人、韓国人、アメリカ人、フランス人など、そんなときに、CBC Laoがどんな会社なのかをホームページを持つことで簡単に紹介できます。どんな商品を縫製していて、どんな工場なのかは口で説明するより、ホームページの写真を見ていただいた方がよく伝わります。

3.日系の縫製工場に海外に知ってもらうことができます。
 他国から検索されたホームページを見ていただければ、写真を通して、日系の縫製技術や細部へのこだわりを知ってもらうきっかけとなります。CBC Laoだけでなく、日系の縫製工場を知ってもらうきっかけになります。

4.職員の家族に、自分の働いている環境や作っているものを知ってもらうことができます。
 職員の家族、子どもや両親等に、どんなところ働いて、どんなものを作っているのかを知ってもらうことができます。特に子どもが、親がどんな仕事をしているかを知ることは大切なことではないしょうか。英語が分かる職員はほとんどいないが、写真を見ることで、具体的なイメージは持ってもらえると期待しています。

 少し強引にですが、いろいろ英語版のホームページを作ったらどんな良いことがあるか考えみました。英語版のホームページを通して、一人でも多くの人にCBC Laoのことを知ってもらえるとうれしいです。

 
2017.09.14 10:00 | 固定リンク | 縫製工場の日常
家族・親戚で縫製工場で働いています。
2017.08.28
 ラオスにある他の縫製工場と比べて、CBC Laoの職員の特徴として、職員寮がないため、工場近郊から通ってくる職員が多いことがあります。中には配偶者の公務員宿舎等から通ってくる職員もいますが、工場の近くに元々住んでているような職員が多いです。そして、CBC Laoのもう1つの特徴として、元々近くに住んでいるような職員の多くが、家族・親戚で働いているということです。

 どんな風に家族・親戚で働いているのかというと、、、

1.母(縫製場)と娘(QC)

2.母(縫製場)と娘(縫製場)

3.母(QC)と娘(QC)、姪(QC)、姪(QC)、姪(裁断場)

4.母(QC)、姪(縫製場)、甥(裁断場)、甥の妻(QC)

5.夫(裁断場)と妻(縫製場)

6.夫(裁断場)と妻(縫製場)

7.夫(ドライバー)と妻(縫製場)

8.いとこ同士(縫製場と縫製場)

9.姉と妹(縫製場と裁断場)

10.何かの親戚同士(縫製場とQC)

 なんと男性陣は皆夫婦で働いています!!(4人しかいませんが。。。)

 こんな風に家族・親戚同士で働きにきているのは、きっとやりがいを持って働くことができているからです!! どこの工場も人集めに苦労しているラオスの縫製工場ですが、CBC Laoは口伝てで職員集めができています。社長はいつも「職員が気持ちよく、やりがいをもって働くことができて初めて、良い商品を縫製し出荷することができる」と言っています。
 
 シャツやパンツ、寝具を問わず、1つの商品を出荷するまでに、生地を裁断し、縫製をし、QCに至るまで、たくさんの職員が関わっています。だからこそ、一人ひとりが、どのような気持ちで働いているかがとても大切になってきます。

 これからもCBC Laoはよりより商品を縫製できるよう、一丸となっていきます!!
 
2017.08.28 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常
海外縫製工場のお昼ご飯を紹介します!!
2017.08.10
 海外縫製工場には、いろいろ行商人たちがいろいろなものを売りにきます。野菜、肉、衣類、雑貨などなど。お昼前には、お惣菜を売りに来る人がいます。何人かいますが、今日はそのうちの一人を紹介します。

(参考URL)
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00049.html
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。②
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00090.html
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。③
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00091.html

 下の方は、毎日お惣菜を売りにきてくれます。朝に調理をして、昼前から職員が昼休憩で外に出て来るを待っています。左下のカゴにいろいろな種類のお惣菜が入っています。1袋あたり3,000kip(43円くらい)です。もちろんすべてラオス料理です。
 

下の写真は、野菜炒めで、オイスターソースがベースです。ラオス料理にオイスターソースはなくてはならない調味料の1つです。



これは豚肉のラープです。豚肉を小さく切り、それにハーブや魚醤などで味付けをしていきます。このラープは、豚肉だけでなく、牛肉、鶏肉、あひる肉などを使っても作られます。観光ガイドでは、ラオスを代表する料理として紹介されています。



落花生です。生の落花生を茹でてあるだけですが、美味しいです☆


次は、パパイヤサラダです。ラオス料理の中で一番有名な料理ではないでしょうか。細く刻んだパパイヤに、魚醤やパデークという魚を発酵させた調味料などを合わせていきます。このとき、鉢にいれば、木の棒でたたきながら混ぜ合わせます。このような混ぜ方を、ラオス語では「タム」といい、パパイヤだけでなく、熟していないマンゴー、きゅうり、インスタントラーメンなどを同じようにして料理します。

 
たけのこを煮込んだものです。 これも魚を発酵させたパデークという調味料を使って作ります。また、たけのこはラオスでもよく使われる食材は、ただ茹でで食べたり、ラオスで一番有名なケンノマイという料理にも使われます。


次は、きのこのスープです。少しどろどろしたスープです。どうやって味付けしているのかは食べる専門なので分かりませんが、日本人にとっては薬草のような野菜を使っているので、少し苦味のあるような癖のある味がします。


貝を煮たものです。爪楊枝で中の身をとってたべます。少し泥臭くて私は苦手ですが、ラオス人はよく好んで食べています。


そして、昼休みに入ると皆が一斉にこれらのお惣菜を買いにきます。縫製工場の近くに住んでいる職員が多いので、家に帰って食事をする職員も多いですが、工場内で食事をする人はこんな風にお昼ご飯を買っています。


お昼ごはんを買った後は、こんな感じでニコニコです。


工場横の食事スペースで、用意してある皿によそっていきます。


上の写真の袋のお惣菜を皿に盛り付けるとこんな感じになります。










 今日紹介したラオス料理の味は、街なかの外国人向けのラオス料理はまったく違う味です。外国人向けの料理には、魚を発酵させて作るパデーク等の癖のある調味料や、薬草のような味のする野菜は使われていません。しかし、ラオス人のためのラオス料理には、たくさん使われています。最初は、外国人向けのラオス料理の方が美味しく感じますが、なれてくるとラオス人のためのラオス料理の方が圧倒的に美味しく感じるようになります。
2017.08.10 09:50 | 固定リンク | 縫製工場の日常
停電のときは電気局に行こう!!
2017.07.13
 ラオスの重要な産業の1つに電力を売ることがります。ラオスにはたくさん発電用のダムがあり、その電力をタイやベトナムなどの周辺国に売っています。中国やベトナム、タイなどの周辺国だけでなく、日本も、ラオスの革命前(1975年前)からナムグンダムを作り、現在も関西電力が大きなダムを建設中です。

 ということで、ラオスは電力が豊富です!!

 しかし、ラオスは開発真っ只中の国ということで、道路の拡幅工事がなどのため、停電になることがあります。しかも、停電の通知が、停電予定日の2日前に来たります。しかもしかも、停電の予定日は、平日だったりします。

 縫製工場としては、平日に停電になって、仕事ができなくなるのは困ります!! オーダーをいただいてから納期までの期間がギリギリになることもあります。そんなときに、停電になられては、出荷ができず、アパレル会社さんなどにご迷惑をおかけしてしまうことになります。

 そんな訳で、停電のお知らせがきたときには、電気局に停電の日を変えてもらうようにお願いに行きます。

 アポイントなしであっても、停電のお知らせを持って電気局に行き「停電のお知らせがきているんだけど、局長に会えませんか」と窓口にで頼めば、ラオス人は優しい(?)ので、普通に局長と話をさせてもらえます。

 それから、局長と話をして、「停電になると出荷ができなくてとても困ります」とお願いをします。

 周辺の銀行やら学校やらにも停電のお知らせがまわっているような状態です。日本やタイなどほとんどの国では一度決まったことは、変わらない。。。 

 でも、ラオス人は、一生懸命状況を伝えれば話を聞いてくれるし、融通もきかせてくれます。

電気局長「もう銀行や学校に停電の中止を連絡してるし、工事の手配もしてるから停電の日にちを変えるのは無理だよ。」

私たち「来週、出荷しないといけない商品があります。停電になったら出荷できません。日本のアパレル会社も、売れる商品がなくって困ります。」

電気局長「ん〜。でも、決まったことだしな。」

私たち「ラオスに進出するときに、ラオスは電気のを作ってる国だから、停電もなく、電力供給が安定していると説明を受けています。突然、停電の連絡がきても私たちはとても対応できません。」

電気局長「そうか。」

私たち「何とか、今週の停電をずらしてください。来週出荷できなければ、日本の服屋さんで、売る服がなくなってしまうんです。」

電気局長「分かった。なんとか停電を日曜にずらすようにしましょう。」

私たち「ありがとうございます。」

 上のような感じで、もちろん駄目なときもありますが、話し合いに応じてくれることが多いです。

 ラオスで仕事をして行く上で、停電の話のように「まさか、突然」というようなことがあったとき、「まあ、ラオスだから仕方ないか」とあきらめてしまうのではなく、あきらめずに責任のある人と話し会って、その状況を改善していくことはとても大切なことです(社長談)。ラオスでは、このタイミングでということもありますが、こちらの話を聞いてくれるもとても多いです。
2017.07.13 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常

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