海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





4月14日から16日までラオス正月です。
2018.04.09
 ラオスでは、今週末4月14日から16日まで、ピー・マイ・ラオと呼ばれるラオス正月の期間となります。

 街なかでは、サバイディー・ピーマイ・ラオと書かれたTシャツがたくさん売られるようになります。下の写真は、市場で売っている新年用のTシャツです。





 このようなTシャツを着て、ラオス人は、それぞれの職場や親戚の家などで開かれるパーティに参加します。この新年のパーティは、どの職場でも、官公庁や民間企業を問わず必ずおこなれます。早いところでは、1週間くらい前に正月のパーティをするところもあるので、ラオス正月の1週間くらい前から、いろいろなところで、パーティの音楽が聞こえるようになってきます。そして、このパーティのときに、仲の良いメンバー、あるいは同じ課のメンバーなどで、上のよう写真のような柄のTシャツを色を揃えて着て、参加します。間違いなく、この新年をパーティが1年でもっとも盛り上がるパーティとなります。

※CBC Laoでも今週、行わえる予定なので、その様子を後日お伝えします!!

 ラオス語で「新年あけましておめでとうございます」は、サバイディ・ピーマイといいます。サバイディ:こんにちは、ピー:年 マイ:新しいという感じです。是非、ラオス人の友人がいる方は、サバイディー・ピーマイなんて言ってあげるととても喜んでくれると思います。 

 ところで、日本にも、大晦日、元旦という正月期間の間に日に呼び方があるように、ラオス語でも、正月の3日間には呼び方があります。

・大晦日の前日:サンカーン・ルアン
 雨が降る日という意味らしいです。 

・大晦日:サンカーン・ナオ
 寝るのは駄目という日らしいです。何をしていても良いのらしいですが、家で何もせずに寝てすごすのは駄目で、どこかにピクニックにいったらり、友人とパーティーなどを開いて過ごす日らしいです。

・元旦:サンカーン・クン
 新年の1日目という意味らしいです。

 最後になりましたが、CBC Laoもラオス正月休みで、14日から17日までお休みをいただきます。皆、この期間に心身ともにリフレッシュして、また新たな気持ちで全力で仕事で取り組んでいきます!!
海外縫製工場は何でも自分たちで作ります。テーブル編。
2018.04.02
 裁断場が少し時間があったので、ミシンの横に置いて、次に縫製するものや、縫製し終わったものを置いて置くためのテーブルを8台作りました。ラオス人は、小さい頃から、魚を捕るための網から、農業に使うための竹細工などを作っているので、とても手先が器用です。余談ですが、先日、会社を訪問していただいたお客さんから、カットのテクニックなど、裁断場の技術レベルが高いとお褒めの言葉をいただきました。

 さて、どんな風に作るのかというと、、、

 まずは、買ってきて木にどこで切るのかマーキングしていきます。



 次に、その長さに、電動ノコギリで切っていきます。縫製工場ですが、いろいろ工具が揃っています。



 のみで木と木が組み合わさる部分を、削っていきます。



 こんな感じになります。



 それらが正しく合うか確認してから、ネジ穴を開け、組み立てていきます。組み上がると次のようなに一応テーブルの形になります。



 さらに、このテーブルに白いすべすべした面のあるベニヤ板をはっていきます。



 最後にグラインダーで、角の部分を丸めて完成です。





 こんな感じで、海外の縫製工場では、どこかの家具屋やホームセンターなどに行って買ってくるのではなく、こんな感じで、自分たちで作れるものは何でも作ってしまいます。自分たちで作れば、今までつかっていたテーブルなどと、同じ高さにすることができるなど、使い勝手もよく、いろいろメリットも多いです!!
2018.04.02 10:00 | 固定リンク | 縫製工場の日常
輸出時にはダンボールへの記載も大切です。
2018.03.26
 縫製工場では、出荷のときにはダンボールを使って出荷します。そのときのダンボールというのは、下の写真です。



 下のダンボールにどんなことが書いてあるのかというと、、、、

1.ひし形:この中に出荷先の会社の名前、例えば「CBC」などと書き込みます。
2.Tokyo, Japan:どこに出荷するかを書きます。「大阪」に出荷する場合には、Osakaに書き換えます。
3.Made in Lao:ラオス製であることを書きます。
4.Intransit from Laos, Nongkhai Bangkok Thailand.: ラオスからタイのノンカイとバンコクを経由することを記載します。航空便で、韓国のソウル経由で出すときには、「Intransit from Laos, Seoul South Koea」に書き換えます。

5. Style No.:中にどんな商品が入っているかを書きます。
6.N.W:ネットウエイトを書きます。
7.G.W.:グロスウエイトを書きます。

 そして、1〜4の事項は、インヴォイスという書類上にダンボールと同じ記載がされています。これで、通関の職員や運送会社さんなどが、たくさんあるダンボールの中から、どれがどの会社の荷物かを簡単に見分けることができるようになります。

 また、5〜7は、パッキングリストというそれぞれのダンボールに何が入っているかを示す書類と同じ内容、同じ重さを書かなければなりません。

 1.から7.をしっかり書くのは、アパレル会社さんなどのお客さんが、ダンボールの中に入っているものがすぐに分かるようにするためだけではありません。通関のときには、通関の職員がダンボールを開いて荷物の中身を確認するかもしれません。また、混載のコンテナで荷物は出荷されるので、コンテナの中にはたくさんの会社の荷物があります。その中から、すぐに荷物を見つけてもらうことで、通関手続きをスムーズに行うことができます。

 ダンボールの記載事項なんて、大したことではないように思われるかもしれませんが、きちんと書くことで、出荷からお客さんの手元まで届くまでのスムーズに行うことができます。

 
2018.03.26 10:00 | 固定リンク | 輸出入や貿易

- CafeNote -