海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





ブリーチとバイオ。洗い加工の見本を作ってみました。
2018.01.15
 生地の筒縫いを作り、ブリーチ加工とバイオ加工の洗い加工の見本を作ってみました。デニムは、ノン・ウォッシュあるいはワン・ウォッシュのデニムから色落ちを楽しんだりすることもできますが、最初からいろいろな加工を施すもできます。何より、同じ生地を使って、同じパターンを使って縫製しても、洗い加工によって、雰囲気のまったく違う商品を作ることができるのがデニムの魅力です。

 いろいろあるデニムの洗い加工でもっとも多く用いられるのが、バイオ加工とブリーチ加工です。両方の薬剤を使って、バイオ・ブリーチ加工なんて加工もありますが、オーソドックなバイオ加工とブリーチ加工を施してみました。バイオ加工をすると、生地が柔らかくなるだけなく、ウエストや脇、股の内側になどにアタリ(白くなる部分)を出すことができます。また、ブリーチ加工をすると、脱色することで、明るい色にすることができます。

 洗い加工をする前の状態は、こんな感じです。

 

 それにバイオ加工を施すと、次のような感じです。



 ブリーチ加工は、次のような感じです。



 上の12種類の生地は、同時に洗っています(同じ薬剤を使って、同じ時間洗っています)。でも、色がよく落ちる生地、色が落ちにくい生地があります。

 下の写真は、ブリーチとバイオを比べたものです。























 写真では、似たような風合いでも、触ってみた感じが違ったりします。

 お客様の希望するデニムの生地、厚さ、風合い、混率、価格に応じて、様々な生地の提案でもできますので、お手軽にお問い合わせください!!
2018.01.15 18:36 | 固定リンク | 縫製のこと
ラオスの「国際的」正月は、通常通りです。
2018.01.08
 あけましておめでとうござます。今年もよろしくお願いいたします。

 と言っても、ラオスにいるとまったく新年を迎えたという感じがありません。ラオスにとって、正月とは、毎年4月のもっとも暑い時期に迎えるラオス正月のことを言います。4月に入ると、正月までまだ少しあるというのに、大きな音楽をかけながら、宴会する人々がたくさんでてきます。そういうのを肌に感じながら、もうそろそろラオス正月だなというのを感じることができます。
 
 ちなみに、ラオスでは、西洋の暦の1月1日にあたる正月を「国際的な正月」(ラオス語で「ピーマイサコン」)と呼び、4月に行われるラオスの正月をラオス正月(ラオス語で「ピーマイラオ」)と呼んで区別しています。「ピー」は「年」、「マイ」は「新しい」、「サコン」は「国際的」、「ラオ」は「ラオス」です。

 あえて、「国際的」正月をほとんど祝わないラオスで、新年を迎えることを感じさせることはいえば、、、

・一応、「年越しはどう過ごすの?」と会話が増えます。大体、若い人はお酒を飲んで騒いで、少し年齢が高くなると、普通にいつも通り寝ています。
 ※ラオスで、新年を迎えることを「カオダオ」をいいます。

・若者たちのために、街の中心部で年越しイベントが行われます。メコン川沿いと文化会館という建物の前で、特設ステージが組まれ、コンサートが開かれます。また、バンドを呼ぶことのできるレストランでも年越しイベントがあったりします。でも、参加者は、若者だけかも。。。
※下の写真は、一昨年のGo Dunkというレストランの年越しイベントのライブの様子です。ここ2,3年、おしゃれなレストランも増えています。


・新年のカレンダーが、銀行や企業などから配布されます。やはりこの点は、全世界共通ですね。ラオス暦の一年は、4月のラオス正月から始まるといっても、カレンダーは西暦のカレンダーを使います。

・若者の一部が、爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げたりする。

 移譲な感じで、西暦の年越しと新年は若者が楽しむ行事であって、ラオス全体としては、ほとんどのことが通常通りです。元旦から、多くのレストランが開いていて、多少閉まっている店はあるものの市場もいつも通り開いています。(ピーマイラオのときには、ほとんどのレストランと市場のお店がしまります。)CBC Laoは1月3日が仕事始めでしたが、学校や官公庁は1月2日も通常通り始まります。

 もっとも、世界的に見れば1月2日から仕事なのが普通かもしれないです。1月2日に、中国の付属屋さんから、発注していた付属の準備ができたと連絡ありました。(中国やベトナムの正月は、旧暦を使っているので、来月ですね。)

 CBC Laoは、今年も全力で、誠心誠意仕事に取り組んでいきます。今年も何卒よろしくお願いいたします!!
2018.01.08 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常
ラオスにフランス系の洗い屋さんができました。
2017.12.25
 フランス系の洗い屋さんがラオスにできました。これまで、ラオスにはベトナム系、タイ系などの洗い屋さんがありましたが、そこにフランス系の洗い屋さんが新たに加わりました。

 早速、洗い屋さんの工場を見学させていただいたので、紹介します。規模と言い、設備と言い、他のラオスの他の洗い屋さんと一線を画す洗い屋さんでした。また、技術面のサポートとして、シンチャイファというタイで一番大きく技術力が高い洗い屋さんで技術者として働いた後、洗い用の薬品会社で働いているというタイ人が関わっているのも頼もしい部分です。そのタイ技術者曰く、ラオスでもタイのシンチャイファと同じレベルの洗いができるようになるということで、皆が大きな期待をいだいてます。ちなみにタイの縫製業界は、とても成熟しており、日本と同等か場合によってはそれ以上の技術力があります。

 特に、CBC Laoはデニムを使った商品を縫製することも多いことから、洗い屋さんの技術が高く、いろいろな洗い加工をすることができれば、それだけいろいろなオーダーを受けることをできます。ということで、これから少しずつ洗い加工の難しいサンプルの洗いをお願いしていこうと考えています。縫製工場が頑張ってもよい商品はできません。刺繍屋さん、洗い屋さんなどと協力していくことでよい商品を日本に輸出することができるので、この新しくできたフランス系の洗い屋さんとも良い関係を築いていきたいです。

 さて、写真を撮らせていただいたので、中の設備を順番に紹介していきます。

 まず、洗濯機(?)です。大きな業務用の洗濯機が4台並んでいました。






 エクストラクターです。遠心分離型の脱水機です。洗った後に、このエクストラクターにかけ、水分をある程度、はじきます。大きなものが2台と小さなものが1台ありました。

 

 乾燥機です。この乾燥機で完全に乾燥させます。少しでも、湿り気が残っていると、カビ臭くなることがあるので、しっかり乾燥させます。



 以上が、洗い加工の中心となる洗濯機、脱水機、乾燥機ですが、洗い屋さんの仕事の見せ所は、ブリーチ、ヒゲ加工、ヤスリ加工、オーバーダイなどの加工であったりします。そして、それらの加工のための設備も、この洗い屋さんはとても充実しています。

 まずは、ヒゲ加工用のヒゲ台を、お客様の要望に基づいて作ることができるそうです。写真が、ヒゲ加工を入れるときのヒゲ台です。これは黒のポリウレタンのようなものでできており、デザインに基づき削っていきます。そして、このポリウレタンの台をパンツの中に入れ、上からヤスリで削っていきます。



 また、パンツをつまんで線を入れる設備もあります。立体のヒゲを作る装置でしょうか。(タイ人技術者の方が説明してくれたのですが、タイ語能力が低く全てを理解できませんでした。)



 パンツを差し込んでてスプレーで色をのせたりする設備もあります。





 さらに、オーバーダイなどをしたあとに、色素をしっかり定着させるためのオーブン(釜)もあります。(タイ人技術者の方が説明してくれたのですが、タイ語能力が低くそれ以上は理解できませんでした。)



 パンツを裏返す機械というのもありました。



 これだけの設備が整っているのは、凄いです☆

 余談ですが、オーナーはフランス人、会話は英語です。ラオスという外国にいつつ、普段はラオス語しか使っていないので、話すときに英語が出てこなくてちょっと困りました。ちょっと英語を勉強し直そうと思います。外資系が多いラオスの縫製業界なので、言語ができるほど、いろいろな方と関わりを持ち、縫製の巾を広げていくことができます。
2017.12.25 09:55 | 固定リンク | 縫製のこと

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