海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です!!
2017.02.09
 海外の縫製工場は、規模が大きいため、どこの縫製工場の前も職員を目当てにした行商人たちがいろいろなものを売りにきます。海外の縫製工場としては、小規模なCBC Laoの前にも縫製工場の職員を目当てに、行商人たちが、ときにはトラックに荷物を載せて、ときには台車に野菜を載せて、あるいは家の前にゴザをひろげてよく商品を売りにきます。

 ということで、今日は、縫製工場の職員をターゲットにした商売人たちを紹介します!!

 まず、野菜や肉などを台車に載せてうりに来てる方です。この方は、土曜を除いてほぼ毎日売りに来てくれています。



 野菜はこんな感じで売っています。かぼちゃに、レタスに、キャベツに、にんじんといろいろ売っています。野菜はだいたい1kgあたり140円くらいです。


 季節の果物も売っています。時期によって、メロンであったり、スイカであったり、マンゴーであったりします。この日は、パパイヤが売られていました。果物は、種類によって変わりますが、パパイヤは1kgあたり、140円くらいでしょうか。



 肉も売っています。肉のかたまりで売っていて、グラム数を伝えるとその大きさに切ってくれいます。主に売っているのは豚肉で、足から、もも肉、バラ肉といろいろあります。1kgあたり550円くらいです。最初は、こんな感じで売っている肉を買って料理して食べるのに、抵抗がありましたが、慣れるものですね。今でも、普通に買って、家で料理をしています。



 次は、トラックに積んで野菜を売りに来てくれる方です。きゅうりやいんげんなどを売ってくれています。




 また、すっぱい木の実のようなものも売っています。私はそれほど好きでありませんが、ラオス人たちは、塩のようなものにつけながら、良く食べています。暑い国なので、酸っぱいものと塩っぽいものの組み合わせが良いのでしょう。きっと。


 次は、卵売りの方のトラックです。卵は、24個が、Sサイズは280円、Mサイズが310円、Lサイズは340くらいでしょうか。大体、ラオス人は、24個単位で買っています。


 次は、洋服を売っている方です。食べ物だけなく、たまに衣類を売りにくる人もいます。下のTシャツ類のうち、10,000kipの下げ札が付いているもので140円くらい、15,000kipの下げ札がついているもので210円くらいでしょうか。このぐらいの価格が、ラオスで一番安い価格になりますが、生地の質もよくなく、デザインも微妙ということで買っている職員はほとんどいませんでした。Tシャツで300円、ポロシャツでで500円くらいが、それなりに安くて売れている価格帯のような気がします。ちなみに私が、今、来ているTシャツも、300円くらいです。ラオスに限らず、東南アジアでは衣類全般の価格はとても安いです。


 下のスウエットのジャージとパンツは、25,000kipなので、日本円で350円くらいになります。


 最後に、豆乳屋さんです。先日、仕事終わりの時間にきていました。価格は5,000kip、日本円で70円くらいです。私も買おうと思ったのですが、5分もたたないうちに売り切れてしまい、買えませんでした。。。 



この豆乳は、豆乳屋さんの手作りということです。


 こんな感じでたくさんの方が、縫製工場の職員を目当てにいろいろものを売りにきてくれています。但し、縫製工場の周りに市場がないという訳ではありません。縫製工場は、ラオス国立大学のすぐ近くにあるので、大きな市場がすぐ近くに1つ、少し小さな市場も2つほどあります。

 私も、家のすぐ近くに市場があるのですが、よくかぼちゃやキャベツなどの野菜やマンゴーなどの果物を、上のような行商人からよく買っています。縫製工場の門を出て、すぐのところで買い物ができるのはとても便利です☆
 
2017.02.09 10:10 | 固定リンク | 縫製工場の日常
ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗!!
2017.02.06
 ラオスの縫製に関する記事として、政府系英字新聞のヴィエンチャンタイムズの「ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗」という記事をインターネット上で見つけたので紹介します。
 ※ラオスのJ&C社のホームページでは、ラオスの気になるニュースをまとめて紹介してくれています。

 この記事によれば、ラオスは、縫製工場の労働力が不足していることで、ラオスの縫製業への投資の呼び込みに失敗しているとのことです。

 ラオスは、本州と同じ広さの国に、600万人強の人々が住んでいるという国なので、海外の大きな縫製工場求める500人、1000人、3000人といった職員を集めるのは本当に大変だと思います。CBC Laoは、100人程度の海外の縫製工場としては、小規模な工場なので、主に近隣の既婚の女性に働きにきてもらうことでなんとかなっています。しかし、これ以上の規模になると、縫製工場に職員用の寮を作る必要が出てきて、地方出身者を積極的に働きに来てもらう必要があることが多いようです。近隣に住んでいる人だけでなく、地方出身者をも含めて職員を探すのは大変なことのようです。

 また、多くの人は、ブルーカラーの仕事を敬遠し、ホワイトカラーの仕事を探しています。大学卒業者の中には、仕事を見つけられない人がたくさんいる一方で、縫製工場などの工場や建築現場などは常に人手不足です。日本のように「職人」みたいな意識があれば良いのですが、なかなか社会的な環境からしても難しいのが現状です。それでも、CBC Laoは、縫製が好きだという主に既婚の女性の方が、5年、10年年と長く働いてくれています(小ロット、多品種で、しかも綺麗に丁寧に縫うことを常に求められるのが逆に良いの化かもしれません)!! 

 何はともあれ、CBC Laoは、ラオスの発展に、縫製業を通して貢献していきます。手作業がほとんどの縫製業にとって、職員の質はもっとも大切なことです。一人ひとりの職員が、技術の向上を目指しつつ、気持ちよく働くことができ、なおかつできるだけ長く働く環境を作っていきます!!

 次からが、「ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗」の記事になります。
(参考URL:http://jclao.com/lao-garment-industry-fails-attract-new-investors/)

<日本語訳>
「ラオスの縫製業は新しい投資家の呼び込みに失敗」

縫製セクションの政府の担当者によると、縫製工場で働く職員を探すのに四苦八苦しているように、ラオスにおける縫製工場の建築はほんの僅かにしか続いていません。

ラオス縫製協会の副会長のラスポーン・サイバンデット博士によると、縫製工場の建築は、前年同様に、今年もゆっくりしたペースになると予想されるとのことです。

ラスポーン博士は、去年は、たった2つの縫製工場だけが縫製協会に登録をしたとも言っています。

博士は続けて説明します。ラオスの縫製業は、毎年、3万5千から4万人以上の職員を必要としています。しかし、縫製工場には、主に首都ヴィエンチャン特別市とサワンナケートにあるのですが、2万8千人から3万人しかいません。

他方で、新しい縫製工場は、ヨーロッパ連合(EU)への増加している輸出を活用するための計画を立ててもいます。しかし、投資家は、依然、労働力の不足を念頭にいれなければなりません。

働いてもすぐに辞めてしまう職員がいるこもよく知られていて、これも縫製業が直面している問題です。

ラスポーン博士は、このことが近年新しい工場への投資を呼び込むこもうとするときに困難に直面する理由だと考えています。

しかし、政府の担当者は、縫製協会が、それぞれの県で、地元の人々が工場で働くことのメリットを伝えるために、関係する地方政府の機関と協働していることを指摘していました。

2015年の縫製協会の報告書によれば、おもにビエンチャン特別市とその周辺で98の縫製工場があり、そのうち12の工場はラオス資本です。

日本は、28%を占める縫製業における大きな投資国でした。日本に続くのはタイで、22%です。

2016年から2020年までの政府の第8期社会経済計画によると、ラオスにおける労働力は、経済発展を支えるために、今度5年間で610,00人に増加します。

労働力は2015年の380万人から、2020年には441万に増えることが予想されています。

最近、商工業省は、2016年の衣類の輸出額が1億5100万ドルから、1億2700万ドルに減少したと報告しています。

今年、ラオスの縫製業は、42.5%減少し、1億1500万に減少を続けると見積もられています。

※最後の2行は、いつの数字と比べての減少か、原文になくわかりませんでした。

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以下が英語の原文になります。

Lao Garment Industry Fails To Attract New Investors

The construction of garment factories in Laos has continued only gradually this year as the industry is still struggling to source workers to supply its factories, according to an official related to the sector.

Vice President of the Association of the Lao Garment Industry, Dr Xaybandith Rasphone explained that the construction of garment factories is expected to proceed slowly again this year as it did the previous year.

Last year, only two new clothing factories registered with the association, Dr Xaybandith said.

The Lao garment industry needs more than 35,000 -40,000 workers each year, he explained, but currently there are only 28,000-30,000 labourers working in the nation’s garment factories, which are mainly located in Vientiane and Savannakhet province.

Meanwhile, new garment factories are also on the drawing board to exploit growing exports to European Union (EU) nations but investors are still concerned about the short supply of local tailors.

Some labourers are known to drop out of work after only a short period of employment, which is also challenging for the industry.

That is why the garment industry has been facing challenges to attract new factories’ investment in recent years, Dr Xaybandith observed.

However, officials pointed out that the association is working with the relevant authorities in each province to promote the benefits of working in factories to local people.

According to an Association of the Lao Garment Industry report in 2015, the country had 98 garment factories operating, mainly in and around Vientiane with 12 of these solely owned by Lao business people.

The Japanese were also large investors in garments at 28 percent of factories, followed by Thai investors at 22 percent.

According to the 8th socio-economic development plan of the government from 2016-2020, the labour force in Laos is expected to increase to 610,000 people in the next five years to support the growth of the economy.

Meanwhile the labour force is expected to rise from 3.8 million people in 2015 to 4.41 million people in 2020.

The Ministry of Industry and Commerce reported recently that the export value of Lao clothes in 2016 had decreased from US$ 151 million to US$127 million.

This year, it is estimated that the value of Laos’ clothing industry will continue to decline slightly at 42.5 percent for an expected total export value of US$115 million.
ベトナム・中国正月をお祝いしました。
2017.02.02
 今年、2017年は、1月28日から2月2日までは、ベトナムと中国の正月(旧暦の正月)です。ベトナム人と中国人にとって、大晦日の前日の1月26日は買い物の日、大晦日である1月27日はお祈りの日、元旦である1月28日は家でゆっくり過ごすし、その後は親戚等を訪ねる日と正月の過ごし方にも決まりがあるようです。また、ラオスには、ベトナム人と中国人がたくさんいるので、この正月の期間は、多くの方が帰省しているので、街の中が少し静かなようが気がします。

 このベトナムと中国の正月は、日系の縫製工場であるCBC Laoは特にお祝いすることはなさそうです。しかし、タイ人工場長の旦那さんは、中華系のマレーシア人ということで、タイ人工場長の家で正月のお祝いのパーティーが、先週の日曜日に開催されました。CBC Laoの職員の他に、他の縫製工場の工場長や、工場長の旦那さんが中国に留学していた時の友人などが集まり、とても賑やかな会でした。

 

 料理はというと、工場長の旦那さんは、料理はあまり得意でないということで、工場長の作るタイ料理がメインでした。下の写真は、トムヤンクンのような料理です。


 こんな感じで料理を作りました。


 私は、中国正月ということで、餃子と、中国料理を代表するデザート(?)である大学芋に味が近いということで芋けんぴを作ってもっていきました。

 餃子は、ラオス人の口に合うか心配でしたが、皆さん「美味しい」と食べてくれました。また、予想外だったのは、中国人なら誰でも餃子を作れると思ったいのですが、マレーシアの中国人は、餃子は作れないそうです。でも、工場長の旦那さんは、「中国留学中に食べた味と一緒だ」とおいしく食べてくれました。



 芋けんぴは、まあまあという感じでした。普通のさつまいもが市場で見つからなかったので、紫芋バージョンです!!


 このベトナムと中国の正月を祝うパーティは、大体夕方5時位に始まったのですが、終わったのは夜の12時くらいだったようです。(私は、9時前くらいに退散しました。)ラオス人は、本当にお酒が強いというか、好きですね☆

 こんな風にに、いろいろな国の文化に触れられるのは、海外の縫製工場で働く中での楽しみの1つです。

 

- CafeNote -