海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





縫製工場の前の道を整備しました。
2017.06.08
 CBC Laoは、ラオス国立大学に向かう比較的大きな道から、小さな小路に50mくらい入ったところにあります。

 この50mの小路は、土の道で雨がふるたびにぐちゃぐちゃに、そして、そのたびにどんどんデコボコになっていきます。基本的に、ボーペンニャン(日本声で「気にしない」)な性格なラオス人ですが、さすがにデコボコになりすぎていたようで、CBC Laoも含めてこの50mの道沿いにある住人たちがお金を出し合って、労力を出し合って道を整備にすることになりました。

※このようにラオスでは、大きな道から入っくる小路は、地域住民の手で整備されることも多いです。

 本当はコンクリートかアスファルトで舗装するのが一番良いのですが、去年見積もりをとったときに200万円くらいかかることがわかり、結局、砂利と砂を使って整備することになりました。

 まず、1日目と2日目に砂利を運び入れました。2トンダンプで5杯分です。3日目には、2トンダンプで2杯分の砂を運び入れました。この砂が曲者で、しっかり砂が踏み固めてられておず、海辺の砂浜のような状態になり、縫製工場の前では埋まる車続出でした。中にはスコップを借りに来る人もいました。洗い屋さんのトラックも埋まっていました。日本なら、こんな状況に怒る人も出てきそうですが、ここはラオス、皆が「こんなもんかな」「仕方ないか」という感じで納得しているようでした。

※砂利と砂は、2トンダンプ1台あたり、9,000円くらいで、砂の方が砂利より少し安いようです。

 4日目は特に何もせず、多くの人が歩き、バイクや車が通って、少しずつ砂利と砂が絡まって固くなるのを待ちます。特に、工事現場で使うような地面を固めるような機械は使いません。こんなところもラオス的です。

 どうなるかと思っていましたが、意外と平らになり、きちんと人や車が通れるようになりました。


 そして、5日目、雨が降ったとき用の、土管を使っての排水口づくりです。1〜3日目までは、平日ということもあり、裁断場が忙しかったたこともあり、一緒に道作りをすることはできませんでした。しかし、排水口づくりは土曜日であり(工場は操業しています)、地域の企業としての責任もあり、裁断場の男性陣(とっても3人だけですが)が一緒に、地域の人々と行いました。

 どんな風に土管をつなげるか作戦会議(?)です。


 てこの原理を使って、力技でつなぎ合わせていくことになりました。


 そんなに重労働に見えないかもしれませんが、気温が30度以上超える日が続く亜熱帯のラオスでは、ちょっとした作業を行なうのも大変です。ちょっと動いただけで、汗がびっしょりです。

 こんな感じで、地域にある縫製工場として、いろいろ地域の人々を協力してやっています!!
2017.06.08 09:55 | 固定リンク | 縫製工場の日常

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