海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





会計書類の保存期間は10年間です。
2017.01.05
 去年末に、会計書類と貿易関係の書類の整理を行いました。書類は、毎日きちんと整理しているようでも、少しずつ量が増えてくると。。。  ということで、少し時間があったので、ファイルの書類をチェックして、古くなったものヒモで縛って、ダンボールにまとめてしまったりしました。今回は、同じ大きさのダンボールがいくつもあったので、古いダンボールから新しいダンボールに詰め替えたりと、ちょっとした大掃除になりました。

 会計士さんによると、ラオスの書類保存期間は、原則として、領収書・給与などの会計書類、輸出入の書類、税金の書類など10年となっています。(ラオスの会計法第8章41条によります。)

※ラオスの法律の英語訳の参考URL:http://www.laoftpd.com/index.php?option=com_docman&task=cat_view&gid=65&Itemid=86&lang=en
⇒ラオスの法律の英語訳をPDF又はワード形式でダウンロードすることができます。

※上記サイトの会計法第8章41条の英語訳
 Article 41. Conservation period of the documents
All supporting documents that constitute evidence for accounts must be preserved for a minimum of ten (10) years.

 但し、10年経っても保存しておくべき書類があるので注意が必要です。しかも、会計士さんに寄ると、特に法律の規定はないらしいので、気をつけなければなりません。

1.ミシンや検針機など輸入したときの領収書などの書類
 CBC Laoは、100%輸出企業なので、ミシンなどを輸入するときに関税などを免除されているからです。壊れたりして使えなくなったときにも、勝手に処分することはできず、政府の役人に伝えてから捨てることが必要になります。また、海外に修理にだすときにも、輸入時の書類が必要になります。

2.会社の法人税と職員の所得税に関わる書類
 会計士さんによると、財務省などの調査のときにあると役に立つそうです。

3.工場ができたときに購入した機器や設備のリスト

 各年ごとの書類をダンボールにいれていて、10年経ったら、そのダンボールごと処分することができるようにしてあります。しばらくしたら、2006年の会計書類等を処分する予定です。。

 裁断場の男性陣が、新たに棚を作ってくれたので、会計書類・貿易生類などを保管しておくのに使わせてもらっています。スチールラックも、鉄の足も必要な長さに切って、あっという間に完成です。みんな、とても器用です☆



 海外の縫製工場で働いていると、縫製のことはもちろんのこと、貿易の知識、法律の知識も必要になってきます。学ばなければならないことがいっぱいです。2017年も頑張っていきます!!

 
  
 

 
2017.01.05 09:55 | 固定リンク | ラオスの法律

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