海外ラオスにある小ロットを得意とする縫製工場

CREATIVE BUSINESS CORP., (LAO) LTD.





海外縫製工場のお昼ご飯を紹介します!!
2017.08.10
 海外縫製工場には、いろいろ行商人たちがいろいろなものを売りにきます。野菜、肉、衣類、雑貨などなど。お昼前には、お惣菜を売りに来る人がいます。何人かいますが、今日はそのうちの一人を紹介します。

(参考URL)
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00049.html
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。②
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00090.html
海外縫製工場前の行商人は大繁盛中です。③
http://cbclao.readymade.jp/cafe/html/art/00091.html

 下の方は、毎日お惣菜を売りにきてくれます。朝に調理をして、昼前から職員が昼休憩で外に出て来るを待っています。左下のカゴにいろいろな種類のお惣菜が入っています。1袋あたり3,000kip(43円くらい)です。もちろんすべてラオス料理です。
 

下の写真は、野菜炒めで、オイスターソースがベースです。ラオス料理にオイスターソースはなくてはならない調味料の1つです。



これは豚肉のラープです。豚肉を小さく切り、それにハーブや魚醤などで味付けをしていきます。このラープは、豚肉だけでなく、牛肉、鶏肉、あひる肉などを使っても作られます。観光ガイドでは、ラオスを代表する料理として紹介されています。



落花生です。生の落花生を茹でてあるだけですが、美味しいです☆


次は、パパイヤサラダです。ラオス料理の中で一番有名な料理ではないでしょうか。細く刻んだパパイヤに、魚醤やパデークという魚を発酵させた調味料などを合わせていきます。このとき、鉢にいれば、木の棒でたたきながら混ぜ合わせます。このような混ぜ方を、ラオス語では「タム」といい、パパイヤだけでなく、熟していないマンゴー、きゅうり、インスタントラーメンなどを同じようにして料理します。

 
たけのこを煮込んだものです。 これも魚を発酵させたパデークという調味料を使って作ります。また、たけのこはラオスでもよく使われる食材は、ただ茹でで食べたり、ラオスで一番有名なケンノマイという料理にも使われます。


次は、きのこのスープです。少しどろどろしたスープです。どうやって味付けしているのかは食べる専門なので分かりませんが、日本人にとっては薬草のような野菜を使っているので、少し苦味のあるような癖のある味がします。


貝を煮たものです。爪楊枝で中の身をとってたべます。少し泥臭くて私は苦手ですが、ラオス人はよく好んで食べています。


そして、昼休みに入ると皆が一斉にこれらのお惣菜を買いにきます。縫製工場の近くに住んでいる職員が多いので、家に帰って食事をする職員も多いですが、工場内で食事をする人はこんな風にお昼ご飯を買っています。


お昼ごはんを買った後は、こんな感じでニコニコです。


工場横の食事スペースで、用意してある皿によそっていきます。


上の写真の袋のお惣菜を皿に盛り付けるとこんな感じになります。










 今日紹介したラオス料理の味は、街なかの外国人向けのラオス料理はまったく違う味です。外国人向けの料理には、魚を発酵させて作るパデーク等の癖のある調味料や、薬草のような味のする野菜は使われていません。しかし、ラオス人のためのラオス料理には、たくさん使われています。最初は、外国人向けのラオス料理の方が美味しく感じますが、なれてくるとラオス人のためのラオス料理の方が圧倒的に美味しく感じるようになります。
2017.08.10 09:50 | 固定リンク | 縫製工場の日常
ライブ船舶マップで輸出した商品の場所を確認!!
2017.08.07
 ラオスの縫製工場で縫製された商品は、飛行機で日本まで輸送されることもありますが、ほとんどの場合、タイ・バンコクまでトラックで輸送され、その後、タイ・バンコクから日本までは船で輸送されます。タイ・バンコクから日本まで、船でおよそ10日間です。
 
 その間、船がどこにあるかを知るのに役立つのが「ライブ船舶マップ」です。このライブ船舶マップを使うと船がどの辺りを航行しているかがわかります。

 ライブ船舶マップURL:https://www.marinetraffic.com/jp/

 下写真のトップページの左上の虫眼鏡マークのところに船の名前を入れると、その船がどこにあるか分かります。今回は試しに、前回の輸出で縫製した商品を運んたGUANGZHOU TRADER号と入れてみました(BL等にどの船に商品が載っているか記載があります)。下の画像だと、大きすぎて分かりませんが、縮小していくと船が台湾の近くを航行していることがわかります。



 また、なんと場所が分かるだけでなく、その船の情報も一緒に分かります。



どんなことが書かれているのかというと、船籍国、建造年、総トン数、船の平均速度、船の最新の位置など書かれています。商品の輸出入にはまったく関係ありませんが、どんな船で商品が運ばれているのかわかり面白いです。

 また、船の画像もあります。下の写真がGUANGZHOU TRADER号です。コンテナ船であることしか分かりませんが、この沢山のコンテナの中に、CBC Laoで縫製した商品があるんだなと思うと、少し感慨深いです。



 船の予約表やBLを見返してみて、どんな船に載って荷物が運ばれたか調べてみました。名前のあった船のすべてに、その写真がありました。本当にくだらないですが、こんなこともできます。コンテナ船以外にも、客船や自衛隊の船なども調べることができるようです。

KYOTO TOWER号


TS BANGKOK号


BOX ENDURANCE号


NORDLEOPARD号


 CBC Laoは縫製工場ですが、上で紹介したライブ船舶マップなどで商品の位置を確認すると、いろいろな業種の方が関わり合って、貿易というのが成り立っていて、ラオスで縫製した商品が、日本のアパレル会社、そして消費者の方に届くのだなと改めて感じます。
2017.08.07 09:55 | 固定リンク | 輸出入や貿易
ビーズを使った商品も縫製します!!
2017.08.03
 ここ2週間、QCの5人の職員はビーズを縫い付けるのに大忙しです。オーダー数はけっして多くはありません。しかし、一人あたり1日にできる枚数は何と2枚か3枚だけなので、何日もかかります。

 その甲斐もあってか、ビーズを縫い付けた商品はかなりかっこよかったです。お見せできることはできませんが、物凄く手間がかかった分よいものができあがっています。この商品を企画したアパレル会社の方、デザイナーの方、この商品を買う方にもきっと喜んでいただけると思います!!

 このビーズを使った商品の縫製を通して改めて感じたことは、ラオス人は手先がとても器用だということです。職員の中には、小さい頃から刺繍をしていた職員もいます。ラオスの伝統的な巻きスカートを織ることのできる職員もいます。特に、モン族の職員は、伝統的な民族衣装を自分で作ったりしているので、びっくりすくらい器用です!! ラオス人職員たちは、日本人にはない社会的・文化的なバックグラウンドを持っています。

※下の写真がモン族の民族衣装です。下の写真は、CBC Laoの職員ではありませんが、モン族の職員は全員が下の写真のような民族衣装を自分で作ることできます。モン族の職員によると、モン族なら必ずできなくてはならない技能ということです。とても器用ですね☆




※また、ラオ族のQCの職員の中には、ラオスの伝統的な巻きスカートの下に縫いつける下のような布を刺繍で作ることができる職員もいます。手先の器用さと根気強さが要求されます。 


 ところで、今回使ったビースは、プラスチックではなく、本当の石を使ったビーズです。タイ工場の職員が手配してくれました。ラオスでビーズを入手することは難しいですが、弊社タイ工場により簡単に手配することができます。いろいろな色、大きさ、様々な材質のビースがタイでは手に入ります。

 ビーズを使った製品のように、手間がかかかる、根気のいる作業を必要とする製品の縫製も得意としています。また、いろいろなものを使って、新しいことに挑戦していきたいと考えています。手間がかかりそうだけど、こんな商品を縫製してみたいという方がいらっしゃいましたら、是非、お声掛けください。
2017.08.03 09:55 | 固定リンク | 縫製のこと

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